「岡の泉」仕込み水確保 福井の舟木酒造へ

2021年1月24日 05時00分 (1月24日 12時12分更新)
手際良く仕込み水をくむ会員たち=福井市次郎丸町で

手際良く仕込み水をくむ会員たち=福井市次郎丸町で

  • 手際良く仕込み水をくむ会員たち=福井市次郎丸町で

まちづくり会員


 地元の名水と米を原料にした地酒「岡の泉(いずみ)」の仕込み水のくみ上げが二十三日、福井市次郎丸町の湧水地「岡の泉」であった。まちづくりの一環として取り組む地酒造りは今回で十二年目。近年わき水の量が減っていたことから昨年秋にクラウドファンディングで百二十万円を集め、泉の土砂を取り除く作業を進めた。
 岡保まちづくり委員会酒造り部会の会員八人が、湧き水をひしゃくでおけにくみ、軽トラックの荷台に積んだタンクへと移した。年間を通じて十五度前後に保たれているという泉から湯気が立ち上る寒さの中、三十分ほどで一トンを集め、委託している同市大和田町の舟木酒造へと運び込んだ。
 同酒造では既に、地元の「農事組合法人こうすい」が作った県産ブランド米「いちほまれ」が仕込みに入っており、泉の水も使って三月上旬に地酒を完成させる。昨年同様、四合瓶千五百本を製造する見込み。
 委員会の泉和弥会長(60)は「きりっとした味わいが楽しみ。出資してくれた全国の人にも飲んでもらいたい」と出来上がりを心待ちにする。 (浅井貴司)

関連キーワード

PR情報

福井発の新着

記事一覧