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「故郷の味」求め盛況 中国食品店 野々市・御経塚に開業「楊家物産」

2021年1月24日 05時00分 (1月24日 12時56分更新)
中国や東南アジア諸国の珍しい食材が並ぶ店内とオーナーの楊洪電さん=野々市市御経塚の楊家物産で

中国や東南アジア諸国の珍しい食材が並ぶ店内とオーナーの楊洪電さん=野々市市御経塚の楊家物産で

  • 中国や東南アジア諸国の珍しい食材が並ぶ店内とオーナーの楊洪電さん=野々市市御経塚の楊家物産で
  • アジア各国の国旗があしらわれた店の外観=野々市市御経塚の楊家物産で

ハラル、ベトナム食も販売


 野々市市御経塚に中国食品店「中華食材 楊家(ようか)物産」が今冬、開業し、在日中国人や外国人実習生の人気を博している。イスラム教徒が食べられる「ハラル認証」を受けたヒツジ肉や、ベトナム人実習生向けの食材など、県内では入手しづらい商品も取り扱う。新型コロナ禍で帰国が難しい中、「故郷の味」を提供する憩いの場になっている。(吉田拓海)
 同店は昨年十一月末にオープン。店内には甘い香辛料の香りが漂い、異国情緒を感じさせる。陳列棚には中国や東南アジア諸国の珍しい食材がずらりと並ぶ。
 店は富山市に本店があり、中国・山東省出身の楊洪電(ヤンホンテン)さん(37)がオーナーを務める。御経塚には外国人実習生が多く、交通の便が良いため出店した。実習生も手軽に買えるよう、冷凍食品などを安い価格で販売している。
 楊さんの親族で、従業員の王辛(ワンシン)さん(24)によると、旅先で味わった中国食材を買い求める日本人客も多い。中国全土で大ブームになっているタケノコの漬物が入ったインスタント麺「螺螄粉(ルオシーフェン)」や、ココナツやキャラメル風味に甘く味付けされたヒマワリの種(税込み三百五十円)などが人気という。
 平日の二十一日も大勢の中国人客でにぎわっていた。友人と初めて訪れたという会社員の頼喧樺(ライシェンファ)さん(30)=金沢市本町=は「今は中国に帰れない状況なので、故郷の懐かしい食材を売っていてうれしい」と笑顔を見せた。
 「今後は、ハラル食材などの品ぞろえも増やしたい」と楊さん。「日本人のお客さんも気軽に足を運んで」と呼び掛けている。

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