高校総体選手に記念品を アロマストーン 嶺南東支援学校生が製作 

2021年1月23日 05時00分 (1月23日 10時03分更新)
製作した型枠を持つ敦賀工生たち(左2人)とデザイン案やアロマストーンを持つ特別支援学校の高校生たち=いずれも美浜町の嶺南東特別支援学校で

製作した型枠を持つ敦賀工生たち(左2人)とデザイン案やアロマストーンを持つ特別支援学校の高校生たち=いずれも美浜町の嶺南東特別支援学校で

  • 製作した型枠を持つ敦賀工生たち(左2人)とデザイン案やアロマストーンを持つ特別支援学校の高校生たち=いずれも美浜町の嶺南東特別支援学校で
  • 敦賀工生が作った型枠(上2段)と型枠で特別支援学校の高校生が作ったアロマストーン(下段)

 敦賀工高生 恐竜の型枠贈る

 美浜町の嶺南東特別支援学校の高校生が恐竜をかたどった粘土製の小物アロマストーン作りに取り組んでいる。十センチ四方の大きさで、香料を垂らし、芳香剤として楽しめる。二百個作り、七月から県内で開かれる全国高等学校総合体育大会で県外選手に記念品の一つとして贈る。粘土をくりぬくのに使うプラスチック製の型枠は敦賀市の敦賀工業高三年が3Dプリンターで作り、プレゼントした。
 デザインは、鯖江市名産のメガネを掛けたかわいらしい恐竜の顔や、「Fukui」の文字を刻んだ迫力あるトリケラトプスなど。昨年四月に集まった高校生四十九人のデザイン案から、教員投票などで三年高木夢加さん(18)と二年山本彩月さん(17)の四種類の作品が選ばれた。
 型枠については、同支援学校が3Dプリンターがある敦賀工に製作を依頼。敦賀工の杉本美羽さん(18)と白井優美さん(18)がデザイン案を基に3Dプリンター用のPCソフトで設計した。かたどった粘土が取れやすくなるように接地面は一ミリの薄さにし、手で持つ部分は壊れないよう二ミリにするなど細かな修正を繰り返し、二十回以上にわたる試作の末に完成させた。
 敦賀工三年の二人が二十二日、同支援学校を訪れ、完成した型枠を生徒らに贈った。受け取った高木さんは「世界に一つだけのオリジナルの型。大切にします」、山本さんは「自分の絵が型になってうれしい」と感謝。ストーン製作担当の三年山口諒(りょう)さん(18)は「作るのは難しいけどやりがいを感じる」と話した。
 杉本さんは「感動した。福井に貢献できたと思った」と喜び、白井さんは「ソフトの使い方が難しかったが達成感があった」と振り返った。 (高野正憲)

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