【富山】復活 水橋ブルー 選抜21世紀枠候補 ユニホーム新調

2021年1月23日 05時00分 (1月23日 10時08分更新)
水色を基調とした新ユニホームに袖を通す水橋高の中川凌輔選手(左)と長田稜成選手=富山市水橋中村の同校で

水色を基調とした新ユニホームに袖を通す水橋高の中川凌輔選手(左)と長田稜成選手=富山市水橋中村の同校で

  • 水色を基調とした新ユニホームに袖を通す水橋高の中川凌輔選手(左)と長田稜成選手=富山市水橋中村の同校で
  • 水橋高野球部1期生のユニホーム

◇富山北部高と連合チーム
最後の2部員「感謝」

 来年三月末に閉校する水橋高(富山市)の野球部が、ユニホームを新調した。統合される富山北部高(同)との連合チームは、三月の選抜高校野球大会の二十一世紀枠(四枠)で最終九候補に選出されており、結果は二十九日に発表される。甲子園初出場の期待も高まる水橋高のラストイヤーを前に、鮮やかな“水橋ブルー”をまとった部員たちの士気も上がっている。 (長森謙介)
 新ユニホームに袖を通した二人の背筋がぐっと伸びた。ともに水橋高二年の中川凌輔選手(17)、長田稜成(りょうせい)選手(17)は「すごく派手で目立つユニホーム」とちょっぴり恥ずかしそうに笑みを浮かべた。
 新調を計画したのは前監督で同校野球部一期生の河井悟さん(53)らOBたちだ。同校単独で出場した昨夏の県独自大会を最後に、富山北部高との連合チームになることが決まっていたため、二年生二人しか残らない水橋高の「選手の場所がすぐ分かるように」と考えを練った。
 全国の強豪私立高からデザインの候補を選出。最終的には埼玉県の花咲徳栄高を参考にし、県内では珍しい水色が映えるユニホームに決めた。
 くしくも一九八三年に開校した水橋高の一期生が着ていたものと同じ色を基調とすることになり、河井さんは「意識はしていなかったはずなのに」と笑いつつ、「二人の力になりたいというOBの気持ちが届いてくれたら」と思いを寄せた。
 連合チームとなって臨んだ昨秋の県大会でベスト4に進出し、選抜大会の二十一世紀枠の候補に選出された。日本高野連は連合チームがそれぞれの高校のユニホームで出場することを認めている。二十九日に甲子園出場が決まれば、同じチームが二つのユニホームを着てプレーすることになりそうだ。
 中川選手は「自分たちのためにOBの方々が協力してくれていることに感謝したい」、長田選手は「精いっぱいのプレーで返したい」と意気込みを口にした。「水橋」の誇りを胸に、夏まで駆け抜ける。
 連合チームの出場は二〇一二年から認められた。富山北部・水橋高が出場を決めれば史上初となる。

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