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【横浜FC】中村俊輔「自分らしいプレーを忘れちゃうとサッカーやっている意味がない」背番号10の覚悟

2021年1月22日 22時04分

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練習中のMF中村(右)=(C)YOKOHAMA FC

練習中のMF中村(右)=(C)YOKOHAMA FC

 J1横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(42)が“逆襲”のゴール、アシスト、FK弾への強い意欲をさらけ出した。和歌山キャンプ3日目の22日、オンラインで取材に応じ「自分にしかないプレーをどんどん出していく」と静かに語った。昨季はリーグ戦10試合出場、無得点。プロ24年のキャリアで自己最低のシーズンを過ごした「背番号10」が、早くも燃えている。
 表情は穏やかだったが、その心中は熱く、メラメラとぎらついていた。中村は今季に懸ける決意、覚悟を隠すことなく、自らの言葉に乗せた。
 「自分らしいプレーを忘れちゃうと、サッカーをやっている意味がない。価値も下がっちゃう。自分のプレーを出していく。それをグラウンドで見せれば、見ている人も楽しんでもらえる。勝ち点も増えていく」
 昨季はどん底だった。リーグ戦わずか10試合出場で得点0、アシスト1。ベンチ外は実に20試合を数え「悔しい。もっと時間をもらえればできるのにな」と日陰で唇をかむ日々だった。
 チームの戦術、戦略に合わせることに注力したが、練習でも不慣れな控え組が続いた。「自分にいら立ちの毎日だけど、この中でも何か生み出さなきゃともがいていた」。百戦錬磨の実力者がなりふり構わず、手足をばたつかせた。はい上がろうとした。だが、トンネルの出口は見えず、終盤にはけがまで負った。
 反発するように、悪循環、負の感情を力ずくで断ち切った。チームへの順応と献身、プレースタイルの微修正の必要性を感じつつ「自分らしくいく」と腹をくくった。クラブから提案された「背番号10」への変更を悩んだ末に受け入れ「最後は自分の意志。覚悟」と言った。
 得点を決めればジーコのJ1最年長得点記録を上回るが「本心は(試合に)出ただけじゃ、1点だけじゃ(納得いかない)っていうのがある。もっと点を取って、もっとアシストしなきゃいけない」。ファンタジスタが燃えている。

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