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【競泳】きょうは新ガツオ!松元克央が日本新で男子200自優勝 年末年始は毎日7キロ泳ぐ

2021年1月22日 20時23分

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男子200メートル自由形決勝で日本新で優勝し、ボードを掲げる松元克央

男子200メートル自由形決勝で日本新で優勝し、ボードを掲げる松元克央

 競泳の北島康介杯が22日、東京辰巳国際水泳場で始まり、男子200メートル自由形で2019年世界選手権銀メダルの松元克央(23)=セントラルスポーツ=が自身の持つ日本記録を0秒09更新する1分45秒13の日本新で優勝。再び迎えた五輪イヤーを最高の形でスタートした。
 名前をもじって「カツオ」の愛称で親しまれる松元が、2021年初レースでいきなり結果を出した。100メートルのターンで他を大きく引き離すと、中盤以降もピッチを落とさずにゴール。2019年夏の世界選手権でマークした日本記録を1年半ぶりに塗り替えた。
 「狙った通りに日本新を出せた。うれしい」と松元。優勝インタビューで「きょうは何カツオ?」と問われ、「日本新を出したので『新ガツオ』で」と快活に笑った。
 昨年12月の日本選手権では200メートルと400メートルの自由形に加えて、100メートルバタフライの3冠。勢いのまま、年末年始は無休で泳ぎ込んだ。「多い日で7000~7500メートルは泳いだ。50メートルを何十本も泳いだりもした。持久力がかなりついた」と松元は言う。
 持久力アップは、正念場の100~150メートルに表れた。「ペースを上げようと思って上げたわけではないが、思った以上のラップタイムが出た。いかに無駄な力を使わずに上げられるか、五輪本番でも参考になるレースになった」。力まずペースアップできる底力が付いた。
 日本新に対する賞金10万円も獲得し、レース後には「家電やパソコンを買おうかな」とほほ笑んだ。日に日に東京五輪への悲観論は広がるが、「僕は金メダルの準備をするしかない。相当な覚悟で練習するのみ」とポジティブに語った。
 ▼松元克央(まつもと・かつひろ)1997(平成9)年2月28日生まれ、福島県いわき市出身の23歳。186センチ、85キロ。セントラルスポーツ所属。5歳から水泳を始め、東京・東水元小5年時にジュニアオリンピックの10歳以下男子50メートル自由形で優勝。千葉商大付高を経て明大に進学し、2017年世界選手権で日本代表に初選出。18年はパンパシフィック選手権3位、アジア大会2位。19年世界選手権200メートル自由形で銀メダルを獲得した。

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