英紙の「五輪中止決断」報道が世界に波紋 参加を諦めるアスリートも続出

2021年1月22日 15時08分

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 英ロンドン・タイムズ紙は21日、「日本政府は東京五輪を中止しなければならないと内密に結論づけた」と報じ、これが世界中に波紋を広げている。独放送局ドイチェ・ベレは「日本政府はこの報道を真実ではないと否定。しかし、コロナウイルス感染増加による東京の緊急事態宣言と、大会中止を求める世論の急激な高まりにより、五輪は大いなる危機にさらされている」と報じた。
 南アフリカ放送局eNCAは「延期された五輪開会を半年後に控え、ウイルスへの勝利は、いまだ遠いかなたにある。大会中止へのおそれは急速に広がっている。公には、組織委員会は『断固として開催する』と言うが、世界の大部分はコロナでまひしたままで、東京は緊急事態宣言下にあり、疑問の声は大きくなるばかりだ」と報じた。
 同日のAP通信は、引退を決意するアスリートが続出していると報道。ヘビー級ボクシングのアイルランド代表、ディーン・ガーディナー(32)は、昨年2月に予定された五輪選考予選の欧州大会が昨年3月から今年2月に、さらに4月に延期されたとき「『もう無理だ』と思った。4月も延期されるだろう。去年からひとつ年を取った。選手としては去年が全盛期だった。父親としての責任もある。大学生としても全力投球する責任がある。全部やるのは、無理だ」と語った。

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