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正代 土俵から落ちるも取り直し、物言いの末9勝目「拾えたのは大きい」 大栄翔と並びトップに【大相撲】

2021年1月20日 20時10分

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正代(右手前)と隠岐の海(中央奥)の取り組みを土俵上で協議する審判団

正代(右手前)と隠岐の海(中央奥)の取り組みを土俵上で協議する審判団

◇20日 大相撲初場所11日目(両国国技館)
 大関正代(29)=時津風=は苦戦しながらも、取り直しの末に隠岐の海(八角)の勇み足で白星を拾い9勝目。1敗で単独トップだった大栄翔(27)=追手風=が阿武咲(阿武松)に突き落としで敗れたため、正代と大栄翔が2敗でトップに並んだ。
 勝負に負けて、相撲に勝った。そうだとしても勝ちは勝ち。大栄翔の2敗目を見届けてから迎えた結び。勝ちを拾った正代が、ついにトップに並んだ。
 「とりあえず、内容的にはよくなかったと思うんですけど、この一番を拾えたことは今後、大きいかなと」
 最初の一番は、寄っていったところを土俵際で突き落とされた。物言いがついて取り直し。軍配は隠岐の海に上がる際どい勝負を助けられた。
 取り直しの一番も寄り倒され、軍配は隠岐の海。ここで再び物言い。寄っていった隠岐の海の右足が先に出ており、勇み足で行司差し違えとなった。
 「2番目の相撲が一方的。精神的にきてたんで、気持ちを切り替える余裕はなかったかな」と精神状態もギリギリのところで9勝目が転がり込んだ。
 かど番を脱出したときには「ずっと息苦しいところがあったんですけど解放された」と話していたが、「いったんひと呼吸置けたと思うんですけど、また違う緊張感があって、なかなか落ち着いて相撲を取れてない」と今度は優勝争いのプレッシャーがのしかかってきた。
 ただ、八角理事長(元横綱北勝海)が「きょうのツキを持って、このままやってほしい」というように、正代も「流れはきてるんじゃないかと思う」と話す。その流れをつかんだまま2016年秋場所の豪栄道以来となる、かど番優勝を目指す。

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