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消毒機で読書安心に 福井市、3図書館に設置  UV照射しウイルス除去

2021年1月20日 05時00分 (1月20日 09時36分更新)
紫外線照射や送風で図書のウイルスやほこり、においを落とす消毒機。1度に最大6冊までの消毒が可能=福井市立図書館で

紫外線照射や送風で図書のウイルスやほこり、においを落とす消毒機。1度に最大6冊までの消毒が可能=福井市立図書館で


 新型コロナウイルス対策として、福井市は規模の大きい市内三カ所の図書館に無料で使える図書消毒機を設置した。ワンタッチ操作で紫外線(UV)を照射するなどして、図書に付いたウイルスやほこり、においを三十秒で落とすという。市によると、消毒機の導入は県内図書館で初めて。 (北原愛)
 貸し出しが増加傾向となる冬季、少しでも安心して読書を楽しんでもらうのが狙い。これまでは職員が返却図書を消毒液で拭き取るなどしてきたが、コロナ禍が長期化する中、市民から対策の問い合わせもあり導入を決めた。
 消毒機は幅六十六センチ、奥行き五十九センチ、高さ百四十一センチ。市立図書館(文京二)、みどり図書館(若杉三)、桜木図書館(手寄一)の貸し出しカウンター付近にある。購入や設置の費用は二百九十四万六千円。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てた。
 貸し出し手続きを済ませた図書に使える。図書を開いて消毒機の中の固定バーを挟む形で立て掛け、ドアを閉めてスタートボタンを押すと、照射されたUVが中まで除菌。ページの間に挟まったほこりや髪の毛を送風で飛ばし、消臭抗菌剤を循環させて不快なにおいも消す。一度に最大六冊の消毒が可能という。
 各図書館では二月末まで、貸出冊数を十冊から十五冊に変更して対応中。担当者は「気になる方は気軽に消毒機を使っていただき、安心して読書を楽しんで」と呼び掛ける。

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