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ワクチン重い副作用例も

2021年1月20日 05時00分 (1月20日 05時01分更新)
 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は海外で先行するが、重い副作用の報告が少数あるほか、効果の持続期間にも不明な点が残る。変異ウイルスも広がる中、専門家は、ワクチン一辺倒でない多面的な対策を実施すべきだと訴える。
 既に接種が始まっている欧米では、少数ながら急激なアレルギー反応のアナフィラキシー症状の報告がある。ワクチンはウイルスの遺伝物質の一部を人工的に合成したものを利用。これまで実用化された例がない仕組みだけに、国内でも接種後の健康観察を慎重に行う必要がある。
 ワクチンの接種が進めば免疫を持つ人が増え、新たな流行を防ぐ「集団免疫」につながると期待する向きもある。だが集団免疫を獲得するには、少なくとも人口の60%以上が免疫を獲得する必要があるといい、世界保健機関(WHO)は「二〇二一年中には、いかなる水準でも獲得できない」とする。ワクチンの効果が持続する期間も詳しく分かっていない。
 米製薬大手ファイザーのワクチンは変異ウイルスに有効だとの見方があるものの、変異型の広がりも不安材料だ。けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫医師は「ワクチンだけに頼るのではなく、徹底した水際対策や治療薬開発な...

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