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<検証 3年ぶり大雪> 「集中除雪」国道8号線で初実施

2021年1月20日 05時00分 (1月20日 05時00分更新)
集中除雪の時間帯に渋滞した国道8号=11日午後1時51分、坂井市丸岡町吉政付近で、本社ヘリ「まなづる」から(中西祥子撮影)

集中除雪の時間帯に渋滞した国道8号=11日午後1時51分、坂井市丸岡町吉政付近で、本社ヘリ「まなづる」から(中西祥子撮影)

 嶺北を中心にした大雪で、国土交通省は国道8号で車両流入を一時的に止めての「集中除雪」を実施した。三年前の豪雪を教訓にした「予防的通行止め」(近畿地方整備局福井河川国道事務所)だった。しかし、完全解除までに二十四時間を要し、車列が十キロ以上に延びる長蛇の渋滞も発生。効果と反作用の検証が必要となっている。 (尾嶋隆宏)
 集中除雪は、県境のあわら市牛ノ谷−坂井市丸岡町玄女(げんにょ)南間(十一キロ)で、十日午後八時から始まった。あわら市の当時の積雪は八〇センチほど。福井河川国道事務所は、発動要件である「一時間に五センチ以上の降雪が連続すると予想される」ことや、詰まりやすい二車線区間であること、並行する北陸自動車道の上下線が立ち往生でまひしていたことを判断材料に踏み切ったという。周辺では既に十キロほどの渋滞が起きていた。
 完全に終了したのは十一日午後八時五十分。当初は十時間での終了を予定し、十一日午前三時半ごろに一端通行を再開したが、降雪と凸凹状態の路面でスタックする車が出現。集中除雪を継続し、区間を南側(玄女南−丸岡町高柳、三キロ)に移動する措置も取られた。
 上下線には長い車列ができた。十...

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