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大鹿2カ所で掘削再開 7月豪雨、県道被災で中断

2021年1月20日 05時00分 (1月20日 05時00分更新)
掘削が再開された南アルプストンネル長野工区の釜沢非常口=大鹿村で(JR東海提供)

掘削が再開された南アルプストンネル長野工区の釜沢非常口=大鹿村で(JR東海提供)

 JR東海は十九日、大鹿村内のリニア中央新幹線南アルプストンネル長野工区除山非常口と釜沢非常口で掘削を再開した。昨年の七月豪雨で付近の県道が被災し、大型の工事車両が通行できず、約半年間中断していた。 (飯塚大輝)
 県飯田建設事務所によると、昨年七月の豪雨で地滑りが発生し、一時不通となっていた県道は同八月に応急の復旧工事を終え、一般車両のみ通行可能となっていた。その後、県とJRが協力して道路の再建や斜面下への盛り土、水抜きボーリングなどの対策工事を進め、今月十八日から大型車両が通れるようにした。県は数年後をめどに、地下水を抜くなどの地滑り対策工事を続ける。
 工事が再開した二カ所では、リニアが通る本坑に向けた斜坑(作業用トンネル)を掘削している。JRによると、除山非常口では全千八百七十メートルの七割が、釜沢非常口では三百五十メートルの三割が掘削済み。
 JRの広報担当者は「斜坑の掘削完了や開通の時期に影響が出ないよう、早期の再開を目指して県と協力してきた。遅れを取り戻すべく、全力で工事に取り組んでいく」と話した。

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