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吉村洋文大阪府知事 コロナ特措法改正案で国会に注文「保障という答弁を引き出してほしい」

2021年1月19日 17時31分

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吉村洋文知事

吉村洋文知事

 大阪府の吉村洋文知事が19日、TBSの情報番組「ひるおび!」に出演し、国会に提出された新型コロナウイルス対策の特別措置法と感染症法の改正案について「保障という答弁を引き出してほしい」と国会議員に求めた。
 改正案では、飲食店などが時短、休業に応じない場合には罰則、感染者が入院勧告、調査に応じない場合は懲役か、罰金が科される。患者の受け入れ勧告に応じない医療機関は病院名を公表することも検討される。
 吉村知事は「社会全体で抑えていかないといけない国家緊急事態。飲食店の営業の自由の制限をお願いする場面も必要だと思います」。大阪府では「保健所の調査で陽性となり、連絡がつかなくなる人もいる。調査や入院に応じてもらいたい。(法で)制定してもらいたい」と改正が必要と述べた。
 罰則や公表については吉村は「逃げ出した人の刑事罰は必要と思う。有事は個人の自由は制限されるべきだ、が僕の考え方です。感染症を抑えて、国民の命を守る、社会を守るために必要」。しかし入院要請については「応じていただきたいが、刑罰を与える必要があるか疑問に思っています。入院拒否で刑事罰、調査で虚偽を述べた場合の罰則は必要なのかと思う」と述べ、罰則の対象に検討の余地があると述べた。
 ただし、「改正されても適用される場面はほとんどないと思っています。極めて悪質な場合は処罰対象になるかもしれませんが」と想定しており、「罰則、公表は最後の最後。(罰則適用は)きわめて慎重であるべきだと思う」との考えを強調した。
 保障については「改正案では、飲食店への行政罰、公表について出ていますが、飲食店は被害者で何も悪くない。飲み会で広がりやすい特性があるから飲食店を抑えないといけない。公表、行政罰は必要だと思うが、裏返しの保障は必要」と示した。改正案も万全ではなく、「条文に保障という文言はなく、『支援を講ずる』。支援の中身は何か、国会で論戦し、事実上の保障と同じというところまで引き出してほしい」と審議に期待。罰則、公表、保障の調整が必要との考えを明かした。
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