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隔離先から心拍データ“遠隔チェック”  J1名古屋フィッカ監督『リモート鬼指令』に選手は戦々恐々

2021年1月18日 18時28分

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フィッカデンティ監督

フィッカデンティ監督

 名古屋グランパスは18日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで2021年シーズンに向けて始動した。マッシモ・フィッカデンティ監督(53)は新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日後2週間の隔離措置をとるため30日の沖縄キャンプ入りまで不在だが、チームと練習データを共有してメニューを作成。走り込み中心の“リモート鬼トレ指令"でベースとなる体づくりに取り組む。
 その場にいなくとも、チームを導く体制ができている。来日から2週間の隔離措置をとっているため、フィッカデンティ監督のほか外国籍選手、スタッフは不在。指揮官がいない、異例のシーズンインを迎えた。
 クラブは、選手が練習中に装着するハートレートモニター(心拍計)など練習中のデータをフィッカデンティ監督や先にチームに合流したコーチ陣と共有。データを基に日々のメニューを作成した。指揮官は2月28日のリーグ初戦・福岡戦(ベススタ)に向け、まずは遠隔操作で調整を進める。
 この日、選手たちは準備運動を終えるとすぐさまランニングへ。3つのグループに分かれて走りながら、タブレット端末を手にしたコーチ陣の指示で細かくペースを修正。30分以上走りっぱなしの時間を終えた選手たちは、一様に苦しそうな表情を浮かべた。
 昨季のキャンプを知るDF丸山は、この日の走りを「序盤というか、ストレッチ程度」と表現。しかしこの日以降のメニューは「もっときつくなっていくので、不安というか恐怖でいっぱい」。キャプテンとして、昨季のリーグ戦をフル出場した丸山も戦々恐々とする。
 昨季3位に躍進した陣容はほぼそのままに、今季は柿谷ら有力選手の獲得にも成功。「本当にタイトルを狙えるメンバーがそろっている」と丸山も力を込める。2010年以来のリーグ制覇を目指す勝負の年は、指揮官が課す鬼トレーニングを乗り越えることから始まる。

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