東京五輪開催の最終決定は3月末か 川淵三郎氏が私見「最大の懸念は海外の観客からの感染危機」
2021年1月16日 20時10分
初代Jリーグチェアマンで現日本トップリーグ連携機構の川淵三郎会長(84)が16日、自身のツイッターを更新。今夏のオリンピック開催の最終決定に関して私見ながら3月末になる見通しを明かした。
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川淵会長は現在の新型コロナ感染拡大に関して「感染拡大時にオリパラなんて以っての外と世論の8割の意見」と前置きしながら「オリパラの最終決定は私見だが3月末頃か。IOCの判断に日本は従う事になる。それまで選手は勿論オリパラ関係者は必死で準備しなければならない」とつづった。
川淵会長は現在の新型コロナ感染拡大に関して「感染拡大時にオリパラなんて以っての外と世論の8割の意見」と前置きしながら「オリパラの最終決定は私見だが3月末頃か。IOCの判断に日本は従う事になる。それまで選手は勿論オリパラ関係者は必死で準備しなければならない」とつづった。
川淵会長は「中止は8割の人が納得し決行は2割の人が喜ぶ。その割合が増えない限り国を挙げての成功は難しい」と東京五輪開催に向けての課題を指摘。さらに続けざまにツイートし「STAY HOMEでじっと我慢しながらコロナの収束を待つ中での箱根駅伝は圧倒的な視聴率だった。こんな時に駅伝なんかやっている場合か?とは誰も言わなかった。チームの危機管理は適切に行われていた。オリパラの最大の懸念は海外の観客からの感染危機に尽きる。徹底的な感染危機管理が可能かが問われる」と提言した。
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