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自治体存続へ未来描けるか 平谷村長選19日告示

2021年1月16日 05時00分 (1月16日 05時00分更新)
子どもらが楽しむ「ひらや高原スキー場」。雇用拠点である観光施設の振興は村の大きな課題の一つ=平谷村で

子どもらが楽しむ「ひらや高原スキー場」。雇用拠点である観光施設の振興は村の大きな課題の一つ=平谷村で

 平谷村長選が、十九日に告示される。立候補を表明しているのは元村議会副議長の西川清海さん(68)のみで、八年ぶりの無投票となる可能性が高い。村の人口は一月一日現在、県内最少の三百九十四人。自治体存続への危機感も漂う中、村政には有効な人口減少対策や観光関連事業の立て直しが求められる。
 「自治体としてやっていけるのか。不安は前からある」。村移住コーディネーターの加藤公理さん(44)は明かした。
 村の人口は一九三五(昭和十)年の千五百八人をピークに減少傾向。村の「人口ビジョン」(二〇一五年策定)では二〇年の人口を四百五十七人と見積もったが、現実は同年四月時点で三百九十六人と大きく下回った。加藤さんは「二、三年前まで村への移住に関するホームページもなく、必要最小限の受け入れやPRの態勢をつくり上げている状態」と話す。
 「平成の大合併」に向け全国で市町村合併論議が進んでいた〇三年、村は合併の是非を問う住民投票を中学生以上を対象に実施。七割超が賛成した。しかし、周辺との調整は進まなかった。
 その後、村の若年層減少の課題は重みを増し続けている。一一年に平谷中学校が阿智村の阿智中学校に統合され、今は平...

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