掛川の山崎家旧宅「松ケ岡」 大規模修復へ調査

2021年1月16日 05時00分 (1月16日 05時01分更新) 会員限定
修復のため瓦が剥がされた主屋の屋根=掛川市の松ケ岡で

修復のため瓦が剥がされた主屋の屋根=掛川市の松ケ岡で

  • 修復のため瓦が剥がされた主屋の屋根=掛川市の松ケ岡で
  • 明治天皇が宿泊した表座敷=掛川市の松ケ岡で
 幕末に建てられた掛川藩御用商人・山崎家の旧宅「松ケ岡」=掛川市南西郷=の大規模修復工事が進められている。工事に伴う調査では、屋敷の詳しい構造や過去の修理跡などが見つかり、注目を集めている。市は一般向けの現地説明会を二十三日に開き、工事の様子や調査結果を公開する。 (夏目貴史)
 工事は昨年九月から、京都伝統建築技術協会の監理で進められている。解体調査の結果、主屋の大屋根が建築当初のままだったことや、新たに見つかった軒札から玄関部分が一九一一年に増築されたことなどが判明した。全体工事は、五年後に完了する。
 同協会の浜野豪さんは「木造家屋として規模の大きさが特徴。耐震対策や江戸期と近代和風の建築様式が見られる貴重な建物」と評価する。
 松ケ岡は山崎家六代当主が一八五六年に建造。約五千三百平方メートルの敷地内には、江戸後期の豪商屋敷の構えを残す主屋や近代和風建築の奥座敷棟、庭園や堀などが保存されている。七八年には地方巡幸の明治天皇が宿泊した。二〇一二年には市が所有者から買い取って市文化財に指定。市民協働の「松ケ岡プロジェクト推進委員会」が活用策を検討している。
 現地説明会は二十三日午前十一時、...

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