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【大相撲】体重183キロ機敏な明瀬山まわし10センチ下げ好調「でかくなった?って言われます」

2021年1月15日 20時10分

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明瀬山(上)が突き落としで照強を破る

明瀬山(上)が突き落としで照強を破る

◇15日 大相撲初場所6日目(両国国技館)
 体重が183キロあるとは思えない機敏な動きが明瀬山も持ち味でもある。得意の右が差せないまま押し込まれ、あっという間に土俵際。ここで抜群の反応を見せた。瞬時の突き落とし。見事に決まって6連勝。早くも2人しかいなくなった全勝の1人として、再入幕の35歳が優勝争いをリードしていく。
 十両の時にもない初日からの6連勝に「素直にうれしいです」と笑みを浮かべてオンライン取材に応じた。優勝争いの話題にも「だってまだ前半戦も終わってないんですよ」と笑い飛ばしたが、5年連続で初優勝力士が出ている初場所だけに期待は膨らむ。
 相撲人生の転機は何度か訪れる。木瀬部屋が北の湖部屋預かりとなった2010年5月からの2年間で、「右を取ったら相撲になるから右をもっと勉強しなさい」と北の湖親方から温かい指導を受けた。「機嫌がいい時は短パンで四つ身になって組み方を教えてもらった」。型の原点はそこから生まれた。
 そして、7回目の十両昇進を決めた昨年春場所も転機の一つ。その場所からまわしを締める位置を変えた。腰の痛みを回避するため少し緩めにしたところ「長さが足りなくなった」。そこで、それまでへその部分で締めていたものを、おなかの下に変更。「10センチぐらい下」というがそれが良かった。7月こそ負け越したが、好成績の連続で28場所ぶりの再入幕を決めてみせた。
 現役時代に18回の対戦がある佐ノ山親方(元幕内里山)は「その10センチが大きいですね。対戦していたら、まわしが取りにくかったと思います。それにへその下には丹田があって、力を入れなくてはいけない。そこを締めるのはいい。ドンピシャだったのでは」とその効果を説明した。
 トレードマークの大きなおなかも、今まで以上に大きく見える。「『でかくなった?』ってみんなに言われます」。体重は変わっていないそうなので、視覚の効果もあるようだ。

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