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県内介護施設でクラスター 新型コロナ 利用者、職員5人 利用者家族3人も

2021年1月15日 05時00分 (1月15日 09時46分更新)
 県は十四日、新たに坂井市のデイサービス(通所介護)施設「デイハウスいってこさ」(三国町殿島)の利用者と家族、職員の四十〜八十代の男女計八人と敦賀市の二十代男性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。県によると、介護施設内での感染確認とクラスター(感染者集団)の発生は県内初。(本田英寛、谷出知謙)
 同施設の利用者三人と職員二人の計五人が感染し、ほかの三人は利用者の家族。窪田裕行県健康福祉部長は「厚生労働省の基準によると、一施設で五人が感染したのでクラスターだ」との認識を示した。
 坂井市の八十代の女性利用者が十三日にPCR検査をした結果、陽性だったことを受け、同日に施設にいた利用者十三人と職員八人を検査した結果、今回の八人の陽性が判明した。県はほかの職員八人と利用者二十七人の検査を十四日に行う。
 施設の担当者は本紙の取材に「職員は利用者と接する時にはマスクを着け、感染防止対策をしていた」と話した。
 八十代女性の同居家族は六十代の無職女性と七十代の無職男性が感染。三人は十二月二十八日〜一月四日に県外から帰省した家族と接触していた。施設職員は福井市の四十代男性と坂井市の六十代女性で、八十代女性の濃厚接触者。別の坂井市の八十代女性二人も施設利用者で、最初に陽性が分かった八十代女性の濃厚接触者。六十代の男性会社員は別の八十代女性のうちの一人の同居家族。全員が発症二週間以内に県外滞在歴はなかった。
 県内での新規感染者の確認は二日連続で、累計は四百十一人になった。重症者は三人で変わらず、一人が退院した。入院している人は四十八人で病床占有率は18・8%。

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