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大藤(大野出身)独壇場 全日本卓球ジュニア連覇 

2021年1月15日 05時00分 (1月15日 09時39分更新)
卓球の全日本選手権大会ジュニアの部女子シングルス決勝で横井咲桜(手前)を下し、2連覇を果たした大藤沙月=丸善インテックアリーナ大阪で

卓球の全日本選手権大会ジュニアの部女子シングルス決勝で横井咲桜(手前)を下し、2連覇を果たした大藤沙月=丸善インテックアリーナ大阪で


 卓球の全日本選手権大会は第四日の十四日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で行われ、ジュニア女子シングルスで大野市出身の大藤(おおどう)沙月(大阪・四天王寺高)が二年連続で優勝した。=<17>面参照
 大藤はチームメートを次々と下した。準々決勝で面田采巳(同)に3−2で辛勝し、準決勝は菅沢柚花里(同)に3−1で勝利。決勝は横井咲桜(同)にストレート勝ちした。
 ◇大藤の成績
 ▽準々決勝
大藤 沙月 3 11−13 2 面田 采巳
         3−11  (大阪・四
        13−11   天王寺高)
        11−4       
        11−1       
 ▽準決勝
大藤 沙月 3 12−10 1 菅沢柚花里
         8−11  (大阪・四
        11−3    天王寺高)
        11−7       
 ▽決勝
大藤 沙月 3 11−9 0 横井 咲桜
        11−7  (大阪・四
        11−9   天王寺高)

 大藤「気持ちで勝てた」

 プレーのスピードを瞬時に切り替える。決勝は大人になった大藤沙月の独壇場だった。
 第1ゲームから緩急がさえた。回転を変え、コースを突き、相手のミスを誘っていく。第2ゲームはバックハンドがコートの深い位置へ次々と決まる。そしてチャンスボールとみるや、強打で得点を積み上げた。多彩な攻め方で揺さぶり、練習試合で負け越した相手に「自分より強いと思って。気持ちで勝てた」。
 十六歳とは思えない落ち着きを披露。昨春から高校生になり、言動が改まった。例えば試合前のLINE(ライン)メッセージ。母の直美さんが「頑張れ」と送ると、「うん」と返ってくる。「今までは試合に集中して全然返事がこなかったけど、周りの状況を見られるようになった」。事実、余裕が生まれたことで、緊迫した試合展開でも活路を見いだせている。
 準決勝は相手の強打に合わせ、ミスを重ねた。でも、試合の中で戦法を修正でき、最後は圧倒した。「卓球で上にいきたい」と、小学校卒業後に大阪に渡って四年。心身とも強くなっている。 (谷出知謙)

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