負けるときは実にあっさりの御嶽海…名門・出羽海の力士がこのようなことでは困る しっかりせよ!【北の富士コラム】

2021年1月15日 05時00分

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隆の勝(右)に寄り切りで敗れた御嶽海

隆の勝(右)に寄り切りで敗れた御嶽海

  • 隆の勝(右)に寄り切りで敗れた御嶽海
 明瀬山が新鋭の豊昇龍を破って5連勝。有望力士の呼び声高い豊昇龍を全く問題にしない強さを見せた。昨日も少し書いたが、肉体の張りこそ見られないが闘争心は旺盛である。気性の強さでは定評の豊昇龍に一歩も引かない気力も見せた。
 このところベテランといわれる力士の活躍が目立つが、今場所も「アッと驚く為五郎」になる可能性も皆無とは言えない。最年長の玉鷲も相変わらず若々しい相撲を取っている。隠岐の海も今のところ元気が良い。ベテランの頑張りは大いに評価はするが、若手力士も負けずに活躍してもらいたいものだ。
 明生はようやく本来の相撲に戻ってきたようだ。大きな徳勝龍を相手に右前みつを引きつけ、力強く寄り切ったが、押しのイメージが強いせいか相撲の幅が広がった印象を受けたが気のせいだろうか。いずれにしろ大栄翔と阿武咲、隆の勝あたりが次の大関候補に名乗りを上げる日も近いものと思われる。今場所がそのスタートになればなによりだろう。
 さて、上位陣の相撲を振り返るとしましょう。問題は隆の勝に負けた御嶽海である。勝つときは強さとうまさを十分に見せつけるが、負けるときは実にあっさりと何の抵抗も見せずに負ける相撲が多い。いつも大勢のファンが声援を送るのだが、その期待をあっさりと裏切ることが多い。最近はこの繰り返しが続いている。名門・出羽海の力士がこのようなことでは困るのである。しっかりせよ、御嶽海!
 照ノ富士は北勝富士の猛烈な抵抗にあい苦戦したが、2敗を死守した。彼もこれ以上は負けられない。必死である。貴景勝にやっと初日が出た。内容には納得がいかないようだったが、今はとにかく勝つことに専念することだ。その間、調子に乗ることもある。長い相撲人生は山あり谷ありであります。苦労は若いうちにしとくべきである。今がそのときだと思うことにしてはどうか。
 朝乃山と正代は本来の相撲で、明日からの相撲に自信を持っていけるだろう。ようやく上位陣に落ち着きが戻ってきたようだ。これで私もひと安心。
 今日、相撲場で高崎親方から国技館ハヤシをいただいてきた。さっそくいただくことにする。実は私、カレーよりハヤシライスが好きなんです。しかし、うまいハヤシを食わせる店を知りません。さて、どんな味か楽しみです。感想は明日。
 ではおやすみなさい。(元横綱)
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