中山優馬「初めての経験です」オーケストラ従え舞台でピアノ生演奏 恩田陸さん原作『蜜蜂と遠雷』
2021年1月15日 04時00分
俳優の中山優馬(27)が、3月27日~4月11日のKAAT神奈川芸術劇場を皮切りに、大阪・新歌舞伎座や福岡・博多座などで上演される舞台「シンフォニー音楽劇『蜜蜂と遠雷』~ひかりを聴け~」に主演することが決定した。
累計100万部突破で2017年の年間ベストセラーとなり、史上初の直木賞&本屋大賞をダブル受賞した恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎文庫)が原作。2018年1月からリーディング(朗読)と融合させたオーケストラコンサートシリーズがスタートし、19年10月には女優の松岡茉優(25)主演で映画化された。
国際ピアノコンクールを舞台に、若き4人のピアニストたちの成長を描いた作品で、超絶技巧を要する数々のクラシックのピアノ曲の名曲演奏とともに、コンクールファイナルに向けてのドラマが展開される。今作ではリーディング・オーケストラコンサートがバージョンアップし、歌と芝居とピアノ演奏をコラボレーションさせる。
中山は物語の鍵となる主人公の無頼派ピアニスト・風間塵(かざま・じん)役に挑戦。15年の主演舞台「ドリアン・グレイの肖像」で単独のピアノ演奏は披露しているが、今作ではオーケストラと初共演し、劇中で名曲「サティ:ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)」を生演奏する場面が見どころとなる。
「僕の中でのピアニストの印象は、孤高で神秘的です。それは音楽という目には見えない、正解のない答えを探して日々悩み情熱を注いで一瞬とも言える演奏のその時に全力をぶつける姿がとても美しいからです。蜜蜂と遠雷。この作品にはその情熱と神秘さがあふれていると思います」
中山はこう分析した上で「歌と芝居とピアノ演奏。それとオーケストラが今回は融合する音楽劇ということで、初めての経験です。舞台も一期一会だと思っています。上演時間のその一緒とも言える時間に自分の全てをぶつけたいと思います。人とコミュニケーションをとることが難しい今、音楽という不滅の力でつながりましょう」と呼びかけている。
風間と同じくコンクールに出場し圧巻のテクニックで魅了するピアノの貴公子マサル・カルロス・レヴィ・アナトール、幼いころから天才肌で将来を嘱望される女性ピアニスト栄伝亜夜、最年長ピアニスト高島明石役のキャストは後日発表される。
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