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敦賀のバイオマス発電所、輸入材から嶺南の間伐材へ一部切り替え

2021年1月15日 05時00分 (1月15日 05時00分更新)
燃料の原料の一部を嶺南産に切り替えたバイオマス発電所=敦賀市呉羽町で

燃料の原料の一部を嶺南産に切り替えたバイオマス発電所=敦賀市呉羽町で

  • 燃料の原料の一部を嶺南産に切り替えたバイオマス発電所=敦賀市呉羽町で
  • バイオマス発電所で燃焼させる国産の木質チップ=敦賀グリーンパワー提供
 敦賀市でバイオマス発電所一基を稼働する敦賀グリーンパワー(同市呉羽町)は、主燃料となる木質チップの一部を乾燥した輸入材から嶺南地域の間伐材に切り替えた。運転ノウハウの蓄積により、湿気を多く含む国産材の利用が可能になったため。発電出力は三万七千キロワット毎時で国内最大級。一般家庭約七万世帯の電力消費量に相当する。環境負荷が少なく安定供給が見込めるバイオマス発電への販路拡大で、地元の林業振興や山林整備に期待がかかる。
 発電で一日約六百トン燃焼させる木質チップのうち、数十トンを嶺南産にしている。間伐材を提供するのは、れいなん森林組合(小浜市)が中心。敦賀市と美浜町の森林で組合が伐採したスギやヒノキの間伐材を三百十二トン納めた。
 国産材は湿気を多く含むため燃焼させるのが難しく、これまで総合商社丸紅グループは発電燃料にオーストラリアなどで計画栽培する樹木を輸入してきた。稼働から三年以上が経ち、運転技術が上がったため、昨年十一月から地元の木材を一部使い始めた。
 組合によると、納入した間伐材は木材としての品質が低く、嶺南では買い手が付いていなかった。しかし、木質チップ用としては問題ない。
 担当者は...

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