本文へ移動

土俵に上がれる喜びがパワーに…明生が徳勝龍を寄り切って5連勝【相撲】

2021年1月14日 20時54分

このエントリーをはてなブックマークに追加
徳勝龍と激しく攻め合う明生(右)。寄り切りで破り5連勝

徳勝龍と激しく攻め合う明生(右)。寄り切りで破り5連勝

◇14日 大相撲初場所5日目(両国国技館)
 東前頭7枚目の明生(25)=立浪=が徳勝龍(木瀬)を寄り切り、初日から5連勝。3大関を総なめにした西前頭筆頭の大栄翔(27)=追手風=は元大関の小結高安(田子ノ浦)を押し出し、西前頭16枚目の明瀬山(35)=木瀬=とともに全勝を守った。大関貴景勝(24)=常盤山=は今場所初勝利。初めて3大関が全て白星を挙げた。
 相撲が取れる喜びが力になる。腰の重い徳勝龍を一気の寄り。三役以上の全勝が3日目にして消えてしまった場所で、明生が平幕3人のトップ集団を死守した。
 昨年の初場所はけがで途中休場した。「去年のこの時期は土俵に上がれなかったんで、そういう思いが強くなりましたね、相撲を取るありがたさが」。所属する立浪部屋が昨年12月にコロナ禍に見舞われ、その思いはなおさら強くなった。
 幕下力士3人の陽性が昨年12月10日に判明。その後も幕内の天空海ら計11人が集団感染した。
 明生は陰性だったが部屋の稽古は中止。部屋を出て生活している明生は、しばらく自宅で自炊生活を送った。その後は「全体の稽古はできなくなっちゃって。やれることは限られちゃったんですけど。みんなと、どんな症状かやりとりはしていました。なったものは仕方ないんで、みんなが悪化せず戻ってこれたので、それがよかった」。感染した仲間を案じながら、残った力士で体を動かす日々が続いた。
 「豊昇龍と2人で四股を一緒に踏んだりしてました。稽古場で四股やすり足は絶対やるようにしてました。2時間ぐらいやって、夕方はトレーニングしたり」
 ほかの力士と比べると稽古の遅れはあったかもしれないが「いつもやることをやってたんで大丈夫かな」と地道な稽古を重ねてきた。
 しこ名は「明るく生きる」という願いを込めてつけられた本名からきている。コロナ禍に見舞われながらも、前を向くことを忘れず努力を重ねてきた。最後に明るい話題を振りまきたい。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ