新たにコロナ陽性者判明し開幕延期に 変則新方式で2月中旬開催目標【ラグビーTL】

2021年1月14日 19時35分

このエントリーをはてなブックマークに追加
太田チェアマン

太田チェアマン

  • 太田チェアマン
 日本ラグビー協会は14日、トップリーグ(TL)のチームに新型コロナウイルスの感染が拡大していることから16日の開幕を延期すると発表した。既に発表していた3チーム、44人の感染に加え、新たに3チームの計18人が陽性者となり、安全な大会運営が困難と判断した。2月上旬から中旬の開幕を目指し、期間短縮に伴って大会方式も変更する。
 「トップリーグの16日の開幕を延期すると決定しました」。苦渋の決断に、日本協会の岩渕健輔・専務理事(45)はオンライン会見で重い口を開いた。
 新たに開幕節の3試合が開催不可能となり、現時点で8試合のうち5試合が中止と「現状では大会成立条件となる75%の試合消化は難しい」(同専務理事)で「(日程)フォーマットを変更して開幕を遅らせ、選手と観客の安全を担保して実施することを決定した」(同)と言う。
 ただ、コロナ禍の下で迎える今季は“有事”に備え、あらかじめいくつかの代替案も用意していた。会見に同席したTLの太田治チェアマン(55)は「2月上旬から中旬くらいにスタートできるよう会場も含めて調整しています」と説明した。
 代替案は、予定していた2ステージ制は取りやめ、トップリーグ16チームを2組に分けた総当たり1回戦を実施。その後、下部のトップチャレンジリーグ(TCL)から上位4チームを加えた20チームによるトーナメント方式のプレーオフを行う―で、決勝は5月23日から変更しない方針。
 事態がさらに悪化した場合の、実施期間を最も短縮したTL&TCLの計25チームによるトーナメント案(5週で消化可能)なども示された。
 今後は、感染状況と政府の方針を見ながら実施形態を模索することになるが、今季のTLは来年1月に開幕する新リーグへの参入要件を懸けた大会でもあり、同専務理事は「今季は何としても大会を成立させたい」と語った。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ