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寄せのポイントは体の軸、手の脱力!練習法紹介します

2021年1月14日 10時52分

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 昨年に引き続き、今年もよろしくお願いします。2021年の1回目はアプローチです。今回は、基本をおさらいしたい時の練習法を紹介します。体の軸を意識することと、打つ時に手の力を抜くことがポイントです。 (取材・構成 堤誠人)

癖の修正&打点安定

 まず、実際に練習するウエッジのほかに2本のクラブを用意します。これはラインを取るために使います。その2本のクラブを、ターゲットに向けて平行に置きます。
 この時、2本のクラブの間は少し余裕を持って広めにスペースを空けておきます。このスペースの中で、クラブが体と一緒に動くように意識しながら打ちます。
 打つ時は、手を使いやすくなってしまいます。しかし手を使うと、どうしてもコックが強くなったり、インサイドに引いてしまったり、逆にアウトサイドに引いてしまったり、となってしまいがちです。なので手はあまり使わず、体の軸を意識しながら、2本のクラブの間でヘッドが動くように打ちます。
 打つ時に気を付けることは、テークバックとフォローが同じくらいの振り幅になるようにスイングすることです。例えば、手の力が強いとテークバックよりもフォローの方が大きくなるミスが出やすくなります。テークバックやフォローの位置だけではなく、手の力を抜くことも意識して振るようにします。
 この練習を続けていくと、自分の体の軸を意識できるようになりますし、打点が安定しやすくなります。悪い癖を修正しながら、練習に取り組んでみてください。

【しのぶのひとりごと】

1年でセッティングの方向性が見えてきた

 年明け早々に緊急事態宣言が出されました。今年の女子ツアーは3月4日に開幕するダイキンオーキッドレディスが初戦ですが、選手への影響が精神的にも、体力的にも、技術的にも出るかもしれません。今年もそのような中で、自分のベストを尽くして試合に臨むことになると思います。
 このような社会情勢で自分の思うようにできないことも多かったのですが、昨年はいろいろと貴重な経験をさせていただきました。
 テレビ解説の仕事では伝えることの大切さや難しさを感じました。海外の試合をはじめ、自分がプレーしたことのないコースを説明する時には事前に情報収集をして、コースを知っておくことが大切です。どうしたら的確に伝えられるのかを考えながら勉強を続けて、少しずつ基礎を固めていきたいです。
 コースセッティングの仕事もさせていただいていますが、まだ経験が足りなくて、競技委員さんをはじめ多くの方に教えていただくことが多いです。
 不安ばかりの一年でしたが、昨年の後半には自分の中で少しずつ方向性やイメージができてきました。今年も研修を重ねて、自分のセッティングとは何かというものを早く見つけたいと思っています。
 自分の将来にとって今年は大切な一年だという考えを持って、さらに前向きに取り組んでいきます。

▼諸見里しのぶ(もろみざと・しのぶ) 1986(昭和61)年7月16日生まれ、沖縄県名護市出身。身長160センチ。ダイキン工業所属。おかやま山陽高を卒業後、2005年のプロテストに合格。06年にツアー初優勝し、09年には6勝を挙げ賞金ランキング2位と躍進した。国内メジャー大会3勝を含むツアー通算9勝。昨季限りでツアーの第一線から退いた。

取材協力 GOLF&FITNESS POINT芝浦(東京都港区海岸3の26の1 パーク芝浦7F) (電)03(6435)4521
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)
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