「孤育て」じゃないよ 家庭にボランティア派遣 金沢市が事業開始

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 11時05分更新)
子育て中の家庭に市民ボランティアを派遣する金沢市の事業の案内チラシ

子育て中の家庭に市民ボランティアを派遣する金沢市の事業の案内チラシ

  • 子育て中の家庭に市民ボランティアを派遣する金沢市の事業の案内チラシ
 未就学児を育てている家庭に市民ボランティアを派遣し、子育ての悩みや不安などを聞き取る事業を、金沢市が今月始めた。核家族化が進み、悩みを周囲に相談できない親が増える中、寄り添って孤立化を未然に防ぐ狙いがある。
 事業は市ファミリーサポートセンターが担当する。センターにボランティア会員として登録し、市の研修全五回を修了した二十一人が、依頼のあった家庭を訪問。育児の悩みや不安に耳を傾け、自身の子育ての経験から助言する。
 一家庭につき一回約二時間、月二回無料で利用できる。
 相談するほか、近所の公園への外出に付き添ってもらったり、料理や掃除などに協力してもらったりすることもできる。
 市はこれまで、福祉健康センターでの乳幼児健診などの際、子育てに問題を抱える家庭を見つけてきた。
 ただ、全体像を把握するのは難しく、市子育て支援課の担当者は「不安がある親が事業を活用することで、孤立化や児童虐待を未然に防ぐきっかけになれば。一人で抱え込まずに、気軽に事業を活用してもらえたら」と話している。(小川祥)

関連キーワード

PR情報