並行在来線経費補てんを 開業延期知事ら国交相に要請

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 10時05分更新)

 開業の一年遅延などが決まった北陸新幹線金沢−敦賀間を巡り、杉本達治知事と畑孝幸県議会議長が十三日、赤羽一嘉国土交通相に、並行在来線の追加経費への補てんなど六項目を要請した。赤羽国交相は沿線のまちづくりについて「知事らと連携しながら対応していく」と述べた。
 金沢−敦賀間は二〇二〇年十二月、開業予定が一年遅れの二四年春に、建設費は二千六百五十八億円の増加が決まった。要請はウェブ会議方式で実施し、杉本知事と畑議長は県庁から参加した。
 面談は冒頭を除き非公開。終了後に杉本知事らが報道陣の取材に応じた。赤羽国交相は、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)を監理監督するとした上で「定期的に工程を地元に説明しながら進める」と語った。未着工の敦賀−新大阪間の早期整備にも言及した。杉本知事は並行在来線への支援に関し「きょうはキックオフ。地元負担がないようお願いした」と話した。要請は県議会の決議を踏まえ、開業時期を再延期させないことや敦賀以西の二三年度当初着工などを盛り込んだ。 (山本洋児)

関連キーワード

PR情報