生活道路の除雪本格化 中部縦貫道 通行止め解除 県内大雪 

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 09時58分更新)

県道につながる生活道路の雪を取り除く重機=13日午後3時38分、福井市御幸1で(蓮覚寺宏絵撮影)

 記録的な大雪となった嶺北地方は十三日、福井市で午後六時現在の積雪が五九センチまで減るなど、雪解けが進んだ。中部縦貫自動車道では通行止めが解消し、福井市では生活道路の除雪が本格化した。 (今井智文、北原愛)
 九日昼から大雪で通行止めになっていた中部縦貫道は、福井北ジャンクション(JCT)−松岡インターチェンジ(IC)と上志比IC−大野ICが十三日正午に通行止めを解除し、四日ぶりに県内の全区間で通行できるようになった。
 福井市内では生活道路の除雪が本格化した。市道路課によると、十二日夜に業者などに「一般除雪路線」などの除雪を指示。十三日午前十一時時点で、全四百二十四エリアのうち約四割で除雪が進んだ。福井市若杉一の七十代男性は「生活道路だけでなく、幹線道路も十二日夜まで放置状態。通行車が家の前で次々にスタックするし、買い物に行こうにも怖くて」とホッとした表情を見せた。
 一方、幹線道路で全ての車線の除雪が終わらない中、福井市街地などでは十二日に比べて交通量が増加。県警によると多いところで約二倍の交通量となり、激しい渋滞となった。国道8号も福井市や坂井市で断続的に渋滞した。
 福井河川国道事務所は国道8号で十四日中に車線の拡幅を終える方針。県は主要路線で十五日早朝までの拡幅を目指している。その他の県管理道路は十六日中の除雪完了を目標にしている。
 中部縦貫道の除雪が終了したことや、県が関西広域連合などに応援を依頼したことにより、十四日までに国土交通省や他府県からダンプトラックなど約二百台が除雪支援に入る予定。今回大雪となった地域で県が普段運用できる除雪機械はの三百八十五台だが、約五割増しの態勢となる。
 バス路線では、京福バスが主要病院などに向かう一部路線で新たに運行を再開。えちぜん鉄道は十三日午後に三国芦原線で全線での運行を再開。勝山永平寺線の福井−永平寺口間で始発から運転を再開した。
 十三日午後六時の積雪の深さは大野一一七センチ、大野市九頭竜一四一センチ、南越前町今庄七一センチ、武生三七センチ、敦賀二センチ。

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