融雪止まり勝山住民苦労 市街地商店街 市の対応に疑問の声

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 09時50分更新)
流雪溝に水が流れなくなるなど除雪作業に苦労する勝山本町通り商店街の住民ら=9日午前、勝山市本町2で

流雪溝に水が流れなくなるなど除雪作業に苦労する勝山本町通り商店街の住民ら=9日午前、勝山市本町2で

  • 流雪溝に水が流れなくなるなど除雪作業に苦労する勝山本町通り商店街の住民ら=9日午前、勝山市本町2で

 連日の除雪活動が続く勝山市。今回の大雪では二日間で一七〇センチほどの急激な積雪に見舞われ、市も住民も想定外の対応に追われている。同市本町一、二の勝山本町通り商店街では、通りを散水する融雪装置や通りの中央を水が流れる流雪溝を使って除雪しているが、融雪装置や流雪溝の水が何らかの理由で止まり、商店街の機能がまひしてしまった。住民らからは市の除雪対応に疑問の声が上がっている。
 同商店街は融雪装置と流雪溝が設置されていることから、市雪害対策計画によると除雪車などは通りに入らず、毎年住民の手で除雪しているという。この大雪で融雪装置や流雪溝が使えない中、十三日にようやく、空き店舗や空き家などの前を除き、ある程度の除雪を終えた。
 商店街を含む上袋田区の阿部光郎区長は「流雪溝が流れない時間があり、排雪ができなかった」と話す。「午前中に流れなくなると聞き、午前五時から除雪する住民もいた。(水が止まるなら)区に連絡してほしい」と市に要望する。同じく商店街を含む下袋田区の酒井龍治区長は「融雪装置や流雪溝に水が来なかったことを教訓に、水の確保について考えないといけない。区長会でも要望していきたい」と話した。
 市は「融雪装置は雪を関知することで自動で水が出る。市で止めることはなく、九頭竜川から水を引いている流雪溝の水も止めない」とし、「時間によって(市内各所で排雪が多く)上流で詰まり、(商店街など)下流に流れていなかった」と説明する。 (平林靖博)

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