顔に個性 合格ダルマ 小浜で制作

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 09時41分更新)
受験シーズンを前に柄本忠彦さん(左)、直江さん夫妻により次々と手作りされる合格ダルマ=13日、小浜市のツカモト民芸センターで(蓮覚寺宏絵撮影)

受験シーズンを前に柄本忠彦さん(左)、直江さん夫妻により次々と手作りされる合格ダルマ=13日、小浜市のツカモト民芸センターで(蓮覚寺宏絵撮影)

  • 受験シーズンを前に柄本忠彦さん(左)、直江さん夫妻により次々と手作りされる合格ダルマ=13日、小浜市のツカモト民芸センターで(蓮覚寺宏絵撮影)

 受験シーズンを迎え、小浜市福谷のツカモト民芸センターで、樹脂を固めた転ばない「合格ダルマ」作りが忙しくなっている。この道五十年以上になる職人の柄本忠彦さん(73)と妻の直江さん(62)が真心を込めて丁寧に顔を描いている。
 赤、黄、緑、黒の樹脂を二カ月以上かけて固め、なたなどで砕いて三角に成形。色が混じり合った独特の模様をつや出しや角取りで磨き上げ、胴体部分に白地で合格と記す。目の位置などミリ単位でこだわる顔は一つ一つが手描きで、りりしい表情や笑みを浮かべたものなど夫婦の個性が光る。
 十月ごろから制作を始め、シーズン中に約三百個を用意する予定。忠彦さんは「顔の違うだるまをじっくり見比べ、自分の心に何かを訴えかける一体を選んでほしい」と話している。(問)同センター=0770(52)2590 (鈴村隆一)

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