大野への鉄路 復旧 JR越美北線5日ぶり 県内大雪  

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 09時43分更新)

JR越美北線の運行が再開し、越前大野駅に到着する列車=13日午後7時25分、大野市弥生町で


 福井、大野両市をつなぐJR越美北線が十三日夕方、福井−越前大野駅間で運転を再開した。八日朝からの運休以来、五日ぶりに赤色の車両が県民の足として雪国を駆け抜けた。(山内道朗)
 JR西日本金沢支社によると、予定していた運行再開から大幅に遅れたが線路の除雪が終え、同日午後六時二十五分、JR福井駅から越前大野駅行きが発車。越前大野駅には同七時二十分すぎに到着した。
 埼玉県から成人式で大野市に帰省していた埼玉県のアルバイト男性(20)は、駅で電車の到着を待ち続け、「十一日に埼玉に戻る予定だったが雪で帰れなくなった。新型コロナウイルス感染症対策で実家に帰らず、市内の宿泊施設にずっと泊まっていた。成人式は延期になり、友人とも会えず残念。埼玉は緊急事態宣言が出ているので、次の成人式には帰ることはしない」と話した。

玄関脇に雪を積み上げる部員たち=福井市真木町で

 足羽高女子バスケ部 高齢者宅で雪かき奉仕

 足羽高校女子バスケットボール部の三年生六人が十三日、福井市真木町の高齢女性宅で、雪かきのボランティアをした。
 女性の家族が、福祉施設の送迎車両を横付けするスペースを空けてほしいと、市社会福祉協議会を通じて同校に依頼。部員たちは、膝より上まで積もった雪をスコップで玄関脇や敷地の隅に集め、バスケットコートの半分近くの広さを一時間余りで整えた。
 当初はボランティア活動をしているJRC部員が受け持つ予定だったが、休校のために不在。同部の顧問が、学校に自主トレーニングに来ていたバスケットボール部員に声を掛けたところ、快く代役を買って出たという。三年の久井咲良(さくら)さん(18)は「最初は一日で終わらないかと思ったけど、そこは鍛えているから大丈夫。役に立てて良かった」と晴れやかな笑顔を浮かべた。 (浅井貴司)

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