寒グレ本番 三重・尾鷲磯寒

2021年1月14日 05時00分

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寺島で釣った45センチの口太グレを手に大岡さん

寺島で釣った45センチの口太グレを手に大岡さん

  • 寺島で釣った45センチの口太グレを手に大岡さん
  • こんな良型のグレ釣果が期待できる

 年末に強い寒気団が到来して一気に真冬モードとなった日本列島。紀東の磯も寒グレが本番を迎え、各地で良型の釣果が出ている。今回はその中から三重県尾鷲市の磯をガイドしてみたい。
 尾鷲は古くから磯への渡船が確立され、実績も高く人気があるエリア。深く切れ込んだ尾鷲湾には無数の磯が点在し、台風以外ならどこかで竿が出せる全天候型の釣り場だ。さらに北西風が強まる冬季には、山々の影となってなぎとなるポイントが多い。大型の口太グレの実績が高く、寒さに耐えながら一発大物を狙う釣り人が通う。
 主な釣り場は、夏場と12〜2月まで限定で解禁する東の須賀利方面と、西の立神から元行野にかけての上磯に分かれている。湾口には桃頭島とサバル島の大きな島が浮かび、島とハナレにも数多くの磯が並んでいる。湾内にも投石や割亀に軍艦などの磯があり、いずれも寒グレ釣り場として侮れない。その日の風や波の状況に応じて釣り場を選び、渡してもらう。
 【寺島】須賀利の沖に浮かぶ沖寺島と丘寺島を指す。ともに大きな島で周囲にポイントが並ぶ。主な釣り場は沖寺島だと南沖向きで、本釣り場の右にワレ、左にコワレと呼ばれる釣り座がある。さらに東の先端は突き出てタヌキのシッポと呼ばれて人気がある。丘寺島では沖寺島との水道一帯が実績場で、壁状の高場や水道に近い低い棚から狙う。いずれも潮通しが良く尾長グレも回るが、今年は口太グレが主体となっている。島の内向きの釣り場もあり、表が波で難しいような時に良く釣れる。
 12月初旬に釣行した際には沖寺島のコワレに渡り、会友の大岡篤司さん(60)が42、45センチの口太グレ3匹を釣り上げた。ほかに35センチ級のグレは良く釣れ、イサキの良型も交じって楽しめた。
 【立神】西側の上磯と呼ばれるエリアの南端にあり、立神地から地の地にハナレなど多くの釣り座が並ぶ。北西風ではなぎとなり磯際から沖まで探ると、良型のグレがガツンとくる実績場だ。代表的な磯は高場と低場。柱状節理の平な岩場で足場は良く、釣りやすい。潮の澄んだ日には磯際に良型のグレが餌を追う様子も見えるが、食わすには工夫が必要だ。
 潮に合わせてまき餌と刺し餌を同調させ、違和感なく送らなければ食いが渋い。しかし、潮の変化する時にはヒットの確率が上がるので、針のサイズや刺し餌の付け方など調整してみたい。
 12月中旬には高場に上がり、35、38センチの口太グレ5匹と39センチの尾長グレを釣った。低場では大岡さんの妻・翠さんが40センチの口太をゲットした。
 今季は水温が高く推移しているが、下がると本命の良型グレの確率が高まる。ただ、食いも渋くなって棚も深くなる。その日の潮や状況に合わせて仕掛けを調整し、アタリの出る棚を探りながら刺し餌を送る。風の強い日も多いので、軽い仕掛けからオモリで落とす場合に対応したい。

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