今春センバツ 21世紀枠は1増の4 困難乗り越えた球児にスポット「全国の球児やファンに勇気を」【高校野球】

2021年1月14日 05時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年4月、甲子園のスタンドの声援を受け力投する東邦・石川

2019年4月、甲子園のスタンドの声援を受け力投する東邦・石川

  • 2019年4月、甲子園のスタンドの声援を受け力投する東邦・石川
  • 21世紀枠の最終候補となっている富山北部・水橋の連合チーム=昨年12月、富山北部高校で
 日本高野連は13日、第93回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)の運営委員会を開き、昨秋の明治神宮大会の中止により、取り扱いが未定となっていた「神宮大会枠」に代わって、「21世紀枠」を「3」から「4」に増枠することを決めた。出場32校は29日の選考委員会で決まる。また、大会を有観客で開催する準備を進めることや入場料金の値上げ、組み合わせ抽選会を2月23日に前倒しし、主将のリモートか代理で実施することなども発表した。
 新型コロナウイルスの感染拡大により昨秋、中止となった明治神宮大会優勝校の「神宮大会1枠」を今春のセンバツでどう取り扱うか―。運営委員会が下した決断は21世紀枠の「3」から「4」への増枠だった。
 例年なら明治神宮大会の優勝校が所属する地区に出場枠が与えられるが、今春のセンバツではそれが適用できなくなった。そこで複数挙げられた代替案から最終的に選択されたのが、21世紀枠の増加。主催する毎日新聞社の担当者は「高校球児が新型コロナウイルスによる感染症と向き合ってきた。1年間いろいろな困難に直面してきたすべての高校球児が、創意工夫しながら真摯(しんし)に高校生活に取り組んできた。その球児にスポットを当てることが全国の球児や高校野球ファンを勇気づけることになるのでは、というのが大きな柱」と説明した。
 今回の21世紀枠候補に挙がる9校は「さまざまな困難な環境の克服が認められる」「野球部員の活動が、ほかの生徒、他校、もしくは地域に良い影響を与えた」「学業と野球部活動を両立させている」という基準のもと選出されている。代表されるのは、北信越の富山北部・水橋連合だろう。1校としてカウントされる連合チーム(3校)が候補に挙がったのは初めてだ。
 今回の21世紀枠は東日本と西日本からそれぞれ1校、残り7校から地域を限定せずに2校を選出する。今月29日にリモートで開催される選考委員会で出場32校が決まる。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ