赤、白、黄色咲き誇る あづみの公園堀金・穂高、チューリップ見頃
2021年1月14日 05時00分 (1月14日 05時00分更新)
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安曇野市堀金烏川の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区の展示館「あづみの学校」で、この時季に開花するよう栽培したチューリップ一万二千本が見頃を迎えている。
新春恒例のイベントで八年目。本来チューリップは冬を越して春に花を咲かせるが、種苗会社が球根を冷蔵して冬を疑似体験させることで、開花時期を調節した。暖かくなって花が散らないよう室温は一〇度前後に保つよう管理している。
今年のテーマは童話「赤ずきん」。施設内には赤ずきんちゃんの人形や家が配置され、赤やピンク、白、黄色の花を付けた草丈五十〜六十センチのチューリップが囲むように並んだ。十三日は家族連れや写真愛好家らが訪れ、色鮮やかな花をじっくりと眺めていた。
担当者は「園内に積もった雪とのコントラストも楽しみ、一足早い春を感じてほしい」と話した。
展示は二十三日までで、二十四日には来場者に花を無料で配布する。入園料が必要。(問)同園=0263(71)5511 (大塚涼矢)
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