諏訪湖、3季ぶり全面結氷 関係者「冬の訪れ」に喜び

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 09時17分更新) 会員限定
全面結氷した諏訪湖上で、切り出した氷の厚みを測る宮坂宮司(右)=諏訪市で

全面結氷した諏訪湖上で、切り出した氷の厚みを測る宮坂宮司(右)=諏訪市で

  • 全面結氷した諏訪湖上で、切り出した氷の厚みを測る宮坂宮司(右)=諏訪市で
  • 全面結氷した諏訪湖=諏訪市上諏訪で
 諏訪湖は十三日朝、三季ぶりに全面結氷した。湖面に張りつめた氷に亀裂が入ってせり上がる自然現象「御神渡(おみわた)り」の出現に向け、観察を続けている八剣神社(諏訪市)の宮坂清宮司(70)が宣言した。関係者らは「ようやく諏訪の冬が訪れた」と喜んだ。
 午前六時半すぎ、諏訪市豊田の湖畔の気温は氷点下九度台で、今季一番の冷え込み。一時は沖合百メートルほどまで広がっていた薄氷は、十二日朝には解氷が進んでいたものの、一夜にして湖面が凍り付いた。宮坂宮司は「自然の力はすごい」とため息をついた。
 氷斧(こおりよき)と呼ばれる斧で岸辺から十メートルほど離れた地点の氷を割ると、ザクザクと小気味よい音が響いた。氷の厚みは五センチほどあった。
 諏訪湖を一望できる諏訪市の立石公園からは、亀裂とみられる筋が一本確認され、宮坂宮司は「この筋がどう変化するのか、あす以降の観察がますます楽しみになった」と笑顔。観察総代の笠原清一さん(63)は「氷が張ると、諏訪人としてわくわくしてくる」と声を弾ませた。 (倉形友理)
記者へのメッセージポストへの投稿はこちらから

関連キーワード

PR情報

長野の新着

記事一覧