橋北・橋南の大火 知って 小松市消防本部企画 写真展始まる

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 10時13分更新)
大火の被害を受けた町の様子を紹介する写真展=小松市役所で

大火の被害を受けた町の様子を紹介する写真展=小松市役所で

  • 大火の被害を受けた町の様子を紹介する写真展=小松市役所で
 昭和初期に小松市中心部を襲った二度の大火「橋北・橋南の大火」を紹介する写真展が十三日、市役所一階ホールで始まった。二月二日まで市内三カ所で展示する。
 橋北の大火は一九三〇年、橋南の大火は三二年にあった。橋北では六百八十戸、橋南では千九十七戸を焼く甚大な被害を受けた。発生から約九十年がたつが、大火の記憶を風化させないために市消防本部が初めて写真展を企画した。
 展示会場では、市消防本部や市博物館の保管資料を使い、約七十枚のパネルで大火を紹介する。小松駅が炎上する様子や焼け跡をぼうぜんと見つめる人々、町の復興などを捉えた写真が並び、被害の大きさが容易に分かる。同市小馬出町の吉田勝秀さん(75)は「大火は生まれる前の出来事。こんな焼け野原になったとは知らなかった」と驚き、展示に見入っていた。
 市役所での展示は十九日まで。午前九時〜午後五時で土日は休み。二十〜二十六日は小松駅構内、二十七日〜二月二日は園町のアル・プラザ小松店でも展示する。(井上京佳)

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