高齢者宅前を笑顔で雪かき 福井・足羽高女子バスケ部員
2021年1月14日 05時00分 (1月14日 05時00分更新)
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足羽高校女子バスケットボール部の三年生六人が十三日、福井市真木町の高齢女性宅で、雪かきのボランティアをした。
女性の家族が、福祉施設の送迎車両を横付けするスペースを空けてほしいと、市社会福祉協議会を通じて同校に依頼。部員たちは、膝より上まで積もった雪をスコップで玄関脇や敷地の隅に集め、バスケットコート半面近い広さを一時間余りで整えた。
当初はボランティア活動をしているJRC部員が受け持つ予定だったが、休校のために不在。同部の顧問が、学校に自主トレーニングに来ていたバスケットボール部員に声を掛けたところ、快く代役を買って出たという。
三年の久井咲良(さくら)さん(18)は「最初は一日で終わらないかと思ったけど、そこは鍛えているから大丈夫。役に立ててよかった」と晴れやかな笑顔を浮かべた。 (浅井貴司)
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