信金中金が1000万円 富山、高岡市に寄付 企業版ふるさと納税

2021年1月14日 05時00分 (1月14日 10時27分更新)

信金中央金庫北陸支店の岸智弘支店長(右)と富山信用金庫の山地清理事長(左)から目録を受け取る森雅志市長=富山市役所で

 信金中央金庫(東京都)が企業版ふるさと納税制度を活用して十三日、富山市と高岡市にそれぞれ一千万円を寄付した。富山市は、歩いて生活できる町づくりを進める「官民協働によるWalkable City推進事業」に、高岡市は中心市街地の活性化事業「まちなか賑(にぎ)わい創出プロジェクト」に寄付金を活用する。
 信金中金が二〇二〇年の創立七十周年記念事業として、SDGs(持続可能な開発目標)を踏まえた地域課題の解決や地域創生事業を支援する目的で寄付事業「SCBふるさと応援団」を創設。両市はそれぞれ富山信用金庫(富山市)、高岡信用金庫(高岡市)の推薦を受けた。
 富山市では、信金中金北陸支店の岸智弘支店長と富山信金の山地清理事長が森雅志市長に目録を手渡し、市からは感謝状が贈られた。森市長は「歩ける町としての質を向上するためにしっかりと活用させてもらいます」と述べた。

高橋正樹市長(左)に目録を手渡す岸智弘支店長(中)、吉岡周理事長=高岡市役所で

 高岡市の贈呈式では、信金中金北陸支店の岸支店長が高橋正樹市長に目録を手渡し、高岡信金の吉岡周(いたる)理事長が立ち会った。
 岸支店長は「地元の高岡信金と一緒に応援していく」とあいさつし、高橋市長は「多額の寄付で、高岡信金の尽力のおかげ」と感謝した。吉岡理事長は「高岡に本店を置く金融機関として連携を強化していきたい」と述べた。高岡市が同プロジェクトで進めている中心市街地への都市機能の集約、高岡地域地場産業センターの再開発ビル「御旅屋セリオ」への移転による交流人口の創出が寄付条件に合致した。
 信金中金は全国の百自治体の事業百三件に対し、約十億円を寄付する。県内で寄付される自治体は両市の他に射水市と小矢部市。 (長森謙介、武田寛史)

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