【京成杯】レシステンシアの半弟の良血馬グラティアスがルメール鞍上で無傷の2連勝を狙う 加藤征師「まったく不安がない」
2021年1月13日 18時22分
◇第61回京成杯(G3・17日・中山・芝2000メートル)
強豪がそろった10月の新馬戦(東京芝2000メートル)を快勝したグラティアス。一昨年の阪神JFを制し、昨年の桜花賞、NHKマイルCで2着に入ったレシステンシアの半弟が、デビューから無傷の2連勝で重賞勝利を目指す。
最終追い切りは美浦坂路を軽く1本(4F70秒7)駆け上がると、すぐにWへ移動して併せ馬を敢行。2馬身先行させた僚馬ロレンツォ(3歳新馬)を追いかけ、ゴール前でグイッと伸びて半馬身先着。時計は5F67秒5、上がり3F38秒7―12秒8を馬なりでマークした。
調教を見届けた加藤征師は「先週しっかり追っているし、すでに体も息もできている。今週は調整程度で十分。とてもいい動きで、時計的にも予定通り。まったく不安がない状態で出走できそうだね」と胸を張った。
さらにデビュー戦は逃げる形となったが、どんな競馬にも対応可能だと言い切った。「物見をしていたぐらい余裕があった。馬込みに入っても大丈夫だし、隣に馬が来た方が本気で走るタイプだからね。もっと時計が速くなっても心配はいらないよ」
皐月賞と同じ舞台(中山芝2000メートル)で行われる京成杯。勝てばクラシックへの視野はぐっと開けてくる。鞍上は引き続きルメールとくればもはや落とせない戦い。ぶっち切りの快勝劇を見てみたい。
関連キーワード
PR情報
News最新ニュース
-
【新型コロナ】JRA・栗東トレセンの厩舎従業員2人が感染 競馬開催には影響なし
2021年1月20日
-
新星直撃 次代のエースに聞く 「ボートはかっこいい」小川竜太朗(埼玉)
2021年1月20日
-
場外への放馬事故2度 一度は車と衝突し運転手死亡【笠松競馬・近年のトラブル】
2021年1月19日