巨人・吉川尚輝は今季も”完走”できる体づくりへケア怠らず 打撃は”神様”岡本和真から神妙に学ぶ
2021年1月14日 05時00分
巨人の吉川尚輝内野手(25)が13日、東京都内の施設で自主トレを実施。オンライン取材に応じ、今季の目標を「リーグ3連覇と日本一。個人としては去年もそうですが、1年間けがなく1試合でも多く貢献したい」と語った。
吉川は具体的な数字よりも故障をしないことが何より重要になる。潜在能力は多くの人が認める一方、けががたび重なり、特に腰痛が活躍を阻んできた。だが、昨季は無事に初めて1シーズンを“完走”を果たした。自己最多の112試合に出場し、プロ4年目で初めて規定打席に到達。打率2割7分4厘、8本塁打、32打点の成績を残した。
それを可能にしたのは入念なケアだった。「お風呂とストレッチの時間が去年ぐらいから変わってきた」。風呂には1時間ぐらい入って体を温め、風呂上がりに長い時は1時間ほどストレッチをしたという。それまでは「一通りやったかなというくらいで終わっていた」。ケアをとことんやることが躍進につながった。自主トレの一番のテーマも「腰周りの強化とか、お尻周りとか、そういうところ」と話した。
もっとも、打撃の方も一緒に自主トレをする岡本和真から学んでいる。「バットの出し方とかを聞いて、取り入れてやっていきたいと思っています。岡本はすごいので、神様なので、言われたことをしっかりやらないと怒られるので」とジョークも交えながら話した。
昨季は開幕戦で逆転となる決勝2ランを放つなど随所にいい活躍をした。打撃に磨きをかけ、強化やケアも継続し、シーズンへ向かう。
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