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新成人 福祉の道まい進

2021年1月13日 05時00分 (1月13日 10時52分更新)

新成人を代表してあいさつする柴田千里さん(手前)=金沢市久安の金沢福祉専門学校で

金沢の専門学校で「祝う会」

 金沢市久安の金沢福祉専門学校で十二日、新成人を祝う会があり、生徒二十人が大人の仲間入りを果たす決意を新たにした。
 新成人を迎えたのは介護福祉、こども福祉両学科の一、二年生計二十一人。うち一人は会を欠席した。宮前一夫校長が「これまで新型コロナウイルスの影響で実習が延期されるなどしたが、皆さんは感染症対策を学ぶとても貴重な経験をしてきた。これからは、支えられる人から支える人へと意識を変えてほしい」とエールを送った。
 新成人を代表し、こども福祉学科二年の柴田千里さん(20)が「これからも身近な人への感謝と思いやりの気持ちを胸に、人生を歩むことを誓います」と述べた。

中国から留学し介護を学んでいる郝志平さん=金沢市久安の金沢福祉専門学校で

中国人留学生「笑顔で介護を」
いざ現場実習 日本語勉強励む

 「中国では成人になったことを祝う機会がないので、参加できてうれしい」。こう話し、顔をほころばせたのは中国人留学生で介護福祉学科一年の郝志平(しへい)さん(20)。介護福祉士を目指し、昨年四月に同校に入学した。
 アニメなどを通じて日本に興味を持っていた。高校を卒業してすぐに日本の語学学校に留学。元々、お年寄りとコミュニケーションを取るのが好きで、日本の少子高齢化問題に関心を抱いていたこともあり、福祉の道に進むことを決めた。
 学ぶ上で最も苦戦しているのは日本語。話すのは好きだが、介護現場で飛び交う言葉は専門用語が多く、「聞き取るのが大変」とこぼす。休日には学校近くの介護施設でアルバイトをするなどして、日夜勉強に励んでいる。卒業後は国内の福祉施設で働く予定だ。
 四月から二年生に進級する。実習主体の授業が増え、介護の現場に立つ機会も増える。郝さんは「お年寄りの方々の話をしっかりと聞いて、笑顔でコミュニケーションを取れるようになりたい」と決意を新たにした。(西浦梓司)

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