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廃部チームから『転籍』プロ入り目指す三菱重工ウエストの151キロ右腕「まずはエースになる」【社会人野球】

2021年1月13日 06時00分

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三菱重工名古屋から転籍しプロを目指す151キロ右腕の八木

三菱重工名古屋から転籍しプロを目指す151キロ右腕の八木

 統合・再編された社会人野球の三菱重工ウエストに、廃部となった三菱重工名古屋から転籍してプロ入りを目指す投手がいる。最速151キロの右腕、八木彬投手(23)=東北福祉大=だ。
 「プロへ行けるように先発、エースとして試合に投げられるように。まずはそこから、と思っています」
 和歌山県出身で、高校は八戸学院光星(青森)へ進んだ。高2夏の準々決勝の敦賀気比戦、高3春の大阪桐蔭戦でリリーフ登板と、甲子園も経験しているが、主戦投手ではなかった。右肩を痛めたり、腰の疲労骨折に見舞われた。東北福祉大でもけがが多かった。右肘の靱帯(じんたい)を痛めて満足に投げられなかった時期もある。
 それでもポテンシャルを買われての三菱重工名古屋入り。しかし、入社すぐに統合・再編の話が耳に届いていた。日本選手権は中止になり、都市対抗は予選で敗退し、出場できなかった。それでも速球とフォークには磨きがかかった。コロナ禍で、ウエートトレに励んだ結果、体重は87キロから95キロに増え、球速は147キロから151キロにアップした。
 「僕の売りは力強い真っすぐと、三振を取れるフォーク。ここぞという場面で三振を取ります」
 同僚で同学年の森翔平投手はすでにドラフト候補に挙がっている。八木も負けてはいない。元中日捕手、小田幸平ヘッドコーチ(43)からも貪欲に学ぶという。
 「投手一丸となって試合に勝っていけたらいいと思います」
 目標に挙げるのはソフトバンクの千賀滉大投手だ。動画を参考にしている。
 「指の掛かりが他の投手と全然違う。そこを目指したい。前で、とリリースを意識しています」
 名古屋から兵庫へ。活躍の舞台を移して、プロを志す。

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