湖西市鷲津に訪問・通所サービス事業所設立

2021年1月13日 05時00分 (1月13日 05時03分更新)
介護予防の体操に励む通所の利用者ら=湖西市鷲津で

介護予防の体操に励む通所の利用者ら=湖西市鷲津で

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 湖西市鷲津の社会福祉士、神谷尚世さん(47)らが、訪問介護や介護予防の通所サービスを手掛ける「おうちで暮らすサポートセンター」を市内の商業施設アルカミーノに設けた。介護職員初任者研修を修了した市内の八人が勤務。福祉や医療の専門家とも協力し、高齢者への切れ目のない支援に取り組む。 (鈴木太郎)
 自宅での日常生活支援や身体介護が主なサービスだが、センター事務所では鍼灸(しんきゅう)師らによる介護予防の体操などを有料で提供する。要介護や要支援に該当する利用者は、介護保険制度を適用できる。毎日午前八時から午後六時まで営業。資格を取った主婦らがスタッフとして働き、各自の空き時間に勤務することで年中無休のサービス提供を実現した。
 神谷さんは、地域全体で高齢者を支える「地域包括ケア」を実現させる市商工会の「地域家族プロジェクト」コーディネーターを務める。二〇一八年には市内の看護師や介護福祉士、税理士、司法書士ら分野の違う専門家と「福祉イノベーションDo−zo協同組合」を設立し、横のつながりを構築してきた。
 昨年四月には、買い物代行や弁当配達といった日常生活支援と通所型の介護予防の取り組みを協同組合で開始。多様な利用者に合わせたサービスを可能にするため、運営主体の「おうちでkaigo企業組合」を新たに組織し、昨年末のオープンにこぎ着けた。
 十二月下旬のオープン初日には、協同組合の介護予防サービスの利用者十二人らが訪れて開業を祝った。記念式典で、両組合の理事長を務める神谷さんは「地域の人の年を重ねる不安が少しでも和らぐよう、全力でサポートする」とあいさつした。
 式典後は、協同組合員で鍼灸師の鈴木敬章さん(33)=同市吉美=が、伸縮するゴムチューブを利用して椅子に座ってできる体操を披露。利用者は早速、無理のない程度に体を動かしてリフレッシュした。

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