富山県、コロナ「ステージ2」

2021年1月13日 05時00分 (1月13日 09時51分更新)

◇外出自粛21時以降
◇飲食店に時短要請
◇県外往来の自粛も

 富山県は十二日、新型コロナウイルスの対策本部会議を県庁で開き、段階的に感染防止策を強める際の基準となる県のロードマップ(行程表)を十三日に、ステージ1から2へ移行すると正式決定した。移行に伴ってステージ2での対応を一部見直し、外出自粛を求める夜間を午後九時以降と定めた。飲食店を対象に営業時間の短縮を要請することも新たに盛り込んだ。
 緊急事態宣言の発令された東京都と神奈川、千葉、埼玉の三県では、午後八時からの外出自粛や飲食店への時短営業を要請。感染が拡大している首都圏に次ぐ強さの予防対策を県民に求めることになる。
 県が飲食店に求める短縮時間や要請期間、協力金の額などの詳細は国と協議中。今週末までに決定し、各店へ要請する。全国的にクラスター(感染者集団)が発生しているカラオケ店なども要請の対象に含めることを検討している。
 また、県外移動の自粛対象に「緊急事態宣言対象地域」を加えた。基本的な感染防止策が徹底されていない施設や飲食店、繁華街の接待を伴う飲食店への出入りの自粛要請は変更せず、今回の移行でも求める。
 新田八朗知事は「ここで食い止めないと今後、県民への医療体制の提供に重大な懸念が生じる事態になる」と改めて危機感を示した上で「県民には不便を掛けるが、感染拡大を短期集中的に収束させていきたい」と語った。
 県内では昨年十二月下旬から感染者が急増。ステージ移行の判断材料とする四指標のうち、人口百万人当たりの新規陽性者数(直近一週間平均)と感染経路不明患者数(同)が基準を超え、県は十二月二十五日に独自の感染拡大警報「富山アラート」を発出した。今月七〜十日の入院者(同)も基準の50%を超えたため、十一日にステージ移行の方針を明らかにした。

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