北鉄 夜通し除雪運転 大雪に負けず ほぼ通常運行

2021年1月13日 05時00分 (1月13日 10時20分更新)
多くの残雪がある中、休まず運行を続ける北陸鉄道浅野川線。足元のスノープラウも除雪に役立っている=12日、金沢市北安江で

多くの残雪がある中、休まず運行を続ける北陸鉄道浅野川線。足元のスノープラウも除雪に役立っている=12日、金沢市北安江で

  • 多くの残雪がある中、休まず運行を続ける北陸鉄道浅野川線。足元のスノープラウも除雪に役立っている=12日、金沢市北安江で

浅野川線 手堅い手法 ダイヤ安定

 北陸地方で十一日未明まで降り続いた大雪により列車の運休が相次いだ中、北陸鉄道の浅野川線(北鉄金沢−内灘)と石川線(野町−鶴来)がほぼ通常通りの運転を続けている。車両を夜通し運転させ、積雪を最小限に抑える手堅い手法が功を奏した格好。大学共通テストのある十六、十七両日には受験生の利用が増える見込みで、担当者は「お客さまを安全に送り届ける」と話す。 (榊原大騎)
 同社によると、九〜十一日の大雪の影響は石川線で最大二十分、浅野川線は同数分程度だった。石川線の遅れは、野々市市内の踏切で立ち往生した乗用車を移動させたためだった。
 石川線では連日、除雪車両を往復。浅野川線では、営業運転で使う車両を深夜帯も走らせる「古くて間違いない方法」(担当者)で除雪した。両線の駅構内や踏切では、事務職員も動員して除雪作業に当たったという。
 積雪八七センチを記録した二〇一八年二月の大雪で一日だけ全面運休した石川線に対し、海沿いを走る浅野川線はここ十年ほど全面運休とは無縁。東京都内でかつて使われた車両の前面に後付けした「スノープラウ」も一役買った。足元に付けた鉄のスカートのようなもので、線路上の雪をかき分けながら走る。
 石川線沿いでは、野々市工大前駅近くにある金沢工業大が共通テストの試験会場となっており、今週末は午前七時台に新西金沢−野々市工大前間が混み合うことが見込まれる。十七日には再び寒気の到来が予想されるが、同社は定期便のみで対応するという。

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