物流きょうも「回復厳しく」  福井のコンビニやガソリンスタンド 

2021年1月12日 05時00分 (1月12日 11時04分更新)

 大雪のため県内の物流は十一日も影響が続いた。福井市のコンビニエンスストアやガソリンスタンドの関係者は「物流の回復は十二日も厳しいだろう」と表情を曇らせる。配送方法を切り替えて少量ながら提供している一部のスーパーマーケットもある。
 コンビニを展開する大津屋(福井市)の担当者によると、パンなどの欠品が続く。大手の食品卸業者から配送の便数を減らして入荷しているものの「一部の業者からは配送を十三日からにしてほしいとの連絡があった」と話す。
 ガソリンスタンド「林石油東藤島サービスステーション」(福井市上中町)へはこの日、輸送会社から「十二日じゃないと届けられない。どこでスタックするか分からない」との厳しい状況が伝えられた。
 同社の林和哉社長は「テクノポート福井の民間油槽所から給油所に向かう途中でタンクローリーがスタックしている。雪解けが進んだとしても凸凹な道路状況ではスタックしてしまう」と懸念する。「店前の道路では以前から大型車が良くスタックする。福井循環器病院にも面している道路なので融雪装置が必要」と指摘する。
 食品スーパー「ハーツ」は、福井市内など嶺北七店舗の営業を三時間短縮して午後七時までとし、配送方法を小回りの利く宅配用トラックに切り替えた。福井市学園二のハーツ学園店の入江義竜店長は「パンや精肉、鮮魚、モヤシなどが欠品または品薄の状況。足元が悪い中で来ていただいているので、職員の安全を確保した上で精いっぱい営業したい」と話す。 (長谷川寛之)

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