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初夢は竜の日本一!そのカギは打順の固定化 ぜひ周平を3番に、そして根尾を6番にして経験積ませて【立川志らくのドラ放談】

2021年1月12日 06時00分

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高橋周平タオルを広げる立川志らく

高橋周平タオルを広げる立川志らく

  • 高橋周平タオルを広げる立川志らく
  • 志らく師匠厳選のオーダー
  • 権藤博さん
  • 故立川談志さん
 竜党を自負する著名人が独自の視点でドラゴンズ愛をつづる企画「ドラ放談」。新春第1弾は立川志らく師匠(57)です。筋金入りの中日ファンでもある自身の初夢はもちろん、球団の日本一。今年も舌鋒(ぜっぽう)鋭く、打順の固定化をいち早く提言しました。志らく師匠がはじき出した理想のオーダーとは―。
 今年の初夢。当然ドラゴンズの優勝。それも日本一。ちなみに読売は最下位。

新春から縁起良い!談志師匠の悪友・権藤博さんからサインボールをプレゼントされる


 実は今年、縁起の良いことがあった。あのドラゴンズの伝説の投手、権藤博さんとお会いしたのだ。「権藤、権藤、雨、権藤」と言われたスーパースター。私の師匠・談志とは悪友。談志は権藤さんのことが大好きだった。そんなつながりがあって権藤さんからコンタクトがあった。サインボールをプレゼントしたいと。本当ならば、食事を一緒に、とのことだったのだが、コロナ禍である。万が一のことを考えて食事は延期。憎き新型コロナ! 
 去年の末も大好きな山田洋次監督と「鬼滅の刃」を映画館に2人で見に行く予定だったのだが。というのも2人ともあの話題作を見ていなかったので山田洋次監督のマネジャーがどうせなら2人で見に行ったらと言ってくれたのだ。でも、政府が言うところの「我慢の3週間」と重なってしまって中止とあいなった。
 で、権藤さんである。権藤さんのマンションを訪ね、もちろん、玄関先で、ほんの少しだけ立ち話をさせて頂いた。権藤さんは私がメイン司会をしているTBS系の朝の情報番組「グッとラック!」を見てくれていて「言いたいことをズバッと言ってくれて気持ちいいよ!」と褒めてくれた。
 私は基本、何かに忖度(そんたく)はせず発言するので、例えば読売系列のテレビ番組に出演した際、カメラ目線で「ジャイアンツは大嫌いだ!」と言ったことがある。それも2度も。だから、のべつSNS上で炎上する。
 しかし、銅版画家の山本容子さんから「志らくちゃんはバカには嫌われるけど、天才には愛されるから大丈夫よ」と言われているので、権藤さんに褒められた時、「1万人のバカに嫌われたって権藤さんに愛されたのだからこんな幸せなことはない」と心底思えた。
 1万人のバカうんぬんに関してはこう変換できる。「1万人の読売ファンに嫌われてもドラゴンズファンに愛されていれば幸せだ」。とまあ、新年早々、権藤さんからサインボールとお言葉を頂けたから今年は間違いなくドラゴンズイヤーになる。
 もちろん、1998年に横浜ベイスターズを優勝させた監督であることは知っているが、権藤さん、ベイスターズグッズは私のマネジャーにあげていたから、なんら問題ない(意味が分かりません)。
 さあ、今年のドラゴンズが優勝するには走塁がポイントと前回このコラムで書いた。さらに付け加えるのなら、打順の固定化だと思っている。本当に強いチームはあまりコロコロ打順を変えない。
 昨年のドラゴンズが打順を変えまくっていたのは2021年の理想の打順を決めるため、あらゆる観点から与田監督が試したのではないか。
 開幕当初、7番だった京田はシーズン後半2番に定着した。大島はやはりトップ。この1、2番は決まり。3番アルモンテ、4番ビシエド、5番高橋周平が昨年のパターンではあるが、私はぜひ、周平を3番にして頂きたい。
 まず、周平はミスタードラゴンズになり得るスターだと言うこと。さらに後ろに2人の外国人が控えていることで相手投手が周平と勝負をせざるを得なくなるから。となると今季は3番周平、4番ビシエド、5番に新外国人のガーバーの中軸となる。
 そして、6番に根尾! 外国人2人の後、間違いなく投手は緊張感から解放される。そこで根尾に試練を積ませる。で、7番、8番が阿部、木下拓。この打順で少なくとも夏までは乗り切って頂きたい、ってヘッドコーチか私は!(落語家)

談志さんは著書で絶賛「権藤博、格好いい…」

 〇…2011年に他界した立川談志さんは元中日投手の権藤博さん(82)と大の仲良しで、1998年に権藤さんが監督として横浜(現DeNA)をリーグ優勝に導いた後には「家元談志・権藤監督 大いに語る」と題したラジオの正月特番が組まれたほどだ。
 談志さんが2000年に出版した著書「談志百選」(講談社刊)でも交遊のあった100組を人物評としてまとめ、「人生にあきらめがよく、そのくせ、そこに生きている人間の業を受けとり、グラウンドに花と嵐を感じさせる姿。権藤博、格好いい……」とつづっている。ちなみに同書では弟子の志らく師匠のことを「志らくは革新の意」と評している。
 ▼立川志らく(たてかわ・しらく) 1963(昭和38)年8月16日生まれ、東京都出身の57歳。本名・新間一弘。日大芸術学部在学中の85年10月に落語立川流家元の立川談志に入門。88年に二つ目となり、95年に真打ち昇進。映画に造詣が深く、「シネマ落語」で注目を集める。98年の「異常暮色」で映画監督デビュー。2003年に劇団下町ダニーローズを結成した。19年からTBS系情報番組「グッとラック!」でメインMCとしても活躍中。
 ▼権藤博(ごんどう・ひろし) 1938(昭和13)年12月2日生まれ、佐賀県出身の82歳。鳥栖高、ブリヂストンタイヤを経て61年に中日に入団。1年目から2年連続で30勝以上を記録。連投を重ねたことから「権藤、権藤、雨、権藤」の流行語も生まれた。68年に引退。実働8年で82勝60敗、防御率2・69。最多勝2回。61年は勝利、防御率、新人王のタイトルのほか、沢村賞も獲得した。98年には横浜(現DeNA)の監督としてリーグ優勝。

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