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1位高橋宏斗は『若い時のマー君』スカウト時代を思い出した仁村2軍監督「彼も投げたらすごかった」

2021年1月10日 06時00分

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キャッチボールする高橋宏

キャッチボールする高橋宏

 中日の新人合同自主トレが9日、ナゴヤ球場で始まった。ドラフト1位の高橋宏斗投手(18)=中京大中京高=はキャッチボールやダッシュなどで汗を流し、プロ野球選手として順調なスタートを切った。視察した仁村徹2軍監督(59)は田中将大投手(32)=ヤンキースからFA=を引き合いに期待を込めた。また高橋宏は巨人・菅野モデルのグラブを使用することを明かした。
 全力ではない。バラつきもあった。それでもポテンシャルの高さを示すには十分な43球だった。185センチ、85キロ。他の選手と比べてもひときわ大きい。長い右腕をしならせ、白球をはじく。寒風が吹きすさぶ中、1球ごとに気持ちを込めるように投げた。
 「バランスを重点的に意識しながら取り組んだんですけど、順調にきていると思います。緊張感もあった。60%くらいの力です。感覚を確かめながらでした」。見守った仁村2軍監督は2006年にスカウトとして視察したある投手を思い出していた。
 「まだ体が硬い感じはするよね。でもボールは力強くて馬力の強さを感じる。若かった時のマー君みたいだね。彼も硬かったけど、投げたらすごかったから。そうなってほしいね」
 田中将大―。日本人投手最高峰のひとり。駒大苫小牧高からドラフト1位で楽天に入団し、いきなり11勝をマーク。その後は言うまでもない。楽天コーチ時代に間近で田中を見てきた仁村2軍監督は高橋宏が目指すべき方向を示した。「硬さは投げていくことで少しずつ取れていく。マー君はもっと硬かったから心配していない。将来は1軍でばりばり投げてもらう存在」。本格派右腕の系譜を継いでほしいと期待を込めた。
 そんな期待の黄金ルーキーの「相棒」も決まった。試合で使用するグラブを新調。巨人の菅野モデルに決めた。「少し丸い形状をしていて自分に合っている」。自身は2年夏の新チームから公式戦負けなしの28連勝を達成した高校球界きっての負けない右腕は、昨季開幕戦から13連勝を飾った負けないエースへのあこがれを口にした。「チームを勝ちにつなげられる投球というのは一番魅力的。勝利に貢献できるというのは自分が見習うべきポイントだなと思います。まだまだ自分に実力はないけど、いずれは投げ合いたい」と夢を描いた。

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