本文へ移動

『これでベスト8だ』2-0リードで感じている自分がいた サッカー日本代表・西野前監督当時を振り返る【サッカーW杯】

2021年1月9日 20時35分

このエントリーをはてなブックマークに追加
ロシアW杯でベルギーに逆転負けし、乾(14)を慰める原口。手前右は西野監督

ロシアW杯でベルギーに逆転負けし、乾(14)を慰める原口。手前右は西野監督

 日本サッカー協会が主催する指導者向けのシンポジウム「第12回フットボールカンファレンス」が9日、オンラインで始まり、日本代表を率いてW杯を戦った岡田武史元監督(64)、西野朗前監督(65)=現・タイ代表監督=がトークセッションで“共演”。自らの経験を振り返り、独自の指導論を展開した。
 本大会限定で指揮を執った2018年W杯ロシア大会について、西野前監督は「体制が変化した中、選手たちが主体的にストロングポイントを結集して戦えた大会」と回顧。その一方で、逆転負けを喫した決勝トーナメント1回戦・ベルギー戦に関しては「采配、判断の遅さ」と自らのベンチワークを課題に挙げた。
 後半3、7分の連続得点で先行すると、主将だった長谷部(フランクフルト)から「戦い方をはっきりしてくれ、と。2ー0をどう戦うべきか求められた」という。ただ、西野前監督は「このままで行くと3回、言った」と詳細に振り返り、「方向性を示す戦いをさせないといけなかった。2ー0は危ないと伝えているのに、『これでベスト8だ』と感じている自分がいた」と心残りを口にした。
 日本協会は「2030年までにW杯でベスト4に入る」という目標を掲げている。岡田元監督は普及・育成段階で指導者の多様な取り組みの必要性を指摘。西野前監督は「選手の主体性がおのずと生まれるよう、指導者がアプローチして引き出していくことが必要」と提言した。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ